あの壇蜜をお手本に! 女子が身につけるべき“セルフプロデュース力”とは?
2013年に大きく話題となった人のひとりがタレントの壇蜜さん。遅めのデビューながら短期間でこれだけ人気と話題を集めた彼女はやはりただの人ではありません。とくに感じたのは彼女の“セルフプロデュース力”の高さ。人に見てもらうのがタレントのお仕事ですが、壇蜜さんのように自分自身を良く知ったうえで、他人から求められるものを上手にアウトプットして高い評価を得るのは本当に難しいことでしょう。
タレントのような注目を浴びる職業でなくても、自分の魅力を積極的にアピールしつつ、望みのポジションを手に入れるための“セルフプロデュース力”は女子にとって大切なスキルのひとつだと思います。そのためのヒントをまとめてみました。
ヒント1:自分の個性、性格、強み、アピールポイントをちゃんと把握する
他人から“こう思われたい”、あるいは自分が“こんな人になりたい”という願望ではなく、正直に素のままの自分をみつめてみましょう。そして本当の自分の個性や性格、強みなどを正確に知ること、まずはそこが“セルフプロデュース力”の出発点となります。
性格など内面性だけでなく、好きなことや趣味、過去を振り返ってみてなにか一途に打ち込んできたものがあればそれもアピールポイントのひとつになることがあります。自分の思い込みや他人からの評価に左右されず、まっさらな目で考えてみましょう。なかなか考えがまとまらない場合は、文章やフローチャート式に書き出してるのもおすすめです。
ヒント2:他人から求められている素質はなにか知る
自分の強みやアピールポイントをただ闇雲に訴えるだけではただの“勘違いさん”あるいは自惚れ屋さんで終わってしまいます。セルフプロデュース力に大切なのは、他人から求められているものを、どうやって最大限自分のなかから引き出していくか“ということ。どんなに自分では才能があると思っていても、他人から評価されなければ意味がありません。自分を1個の”商品“ととらえ、それをいかに売り込むか、マーケティング的な視点で考えてみましょう。
ヒント3:あえて“やらない”という選択肢をとることもある
セルフプロデュースというと積極的に自分を売り込んで……と思われるかもしれませんが、ここではあえて“やらない”という選択肢の重要性をあげておきたいと思います。周囲の求めに応じることも大切ですが、その期待に応えようと無理に慣れないものに手を出したり、忙しくなりすぎるとかえって自分本来の良さが出せなくなってしまうことが往々にしてあります。だったらいっそ、“これは自分の守備範囲外”ととらえ、手を出さないというほうが賢明。自分が本当の力を発揮できる分野にしぼって、精一杯がんばる、そのほうがストレスも少なく、実力を出せるでしょう。
ヒント4:自分が納得できる成功基準をもつ
なにをもって、セルフプロデュースを成功とするかは、個人によって違います。収入や知名度だけでは図れない部分もたくさんあります。お金や数字、名声だけを追っていると自分を見失いやすくなりがち。自分が幸せや満足感を得られることがまず大切なはず、自分自身でなにをもって成功とするか、基準をはっきり決めておくと迷いもなくなりますよ。