ずっと健康でいて欲しい! わんこの健康、どう守る?
「大切な愛犬には健康で長生きしてほしい」。わんこと共に生きる飼い主さんの一番の願いですが、あなたの小さな相棒は残念ながら言葉で不調を訴えることができません。だからこそ、あなたが毎日じっくりと向き合ってあげて下さい。今日は大切な愛犬の健康を守る為にしてあげられる、日々の習慣をご紹介します。
ブラッシング
カットやシャンプーは自宅では難しい……という方も、ブラッシングは是非毎日してあげましょう。毎日のブラッシングは毛並みを美しく保つだけでなく、血行を良くして皮膚病を防ぎます。時間がある方は、簡単なマッサージもおすすめ。優しいマッサージでスキンシップを深め、隅々まで触ってあげることで体の異変にいち早く気がつけます。脱毛している場所がないか、べたつきやフケがないか、しこりや腫れ、赤みがないかをしっかりチェックしてあげて下さいね。
耳掃除
ブラッシングと共に是非お家でトライして欲しい耳のお手入れ。特に垂れ耳のワンコは耳が蒸れやすく、汚れが溜まりやすいので定期的なお手入れが欠かせません。ワンコの耳はとてもデリケートなので、ごしごしこするのは絶対にNG。専用のクリーナー(アルコールが入っていないものがおすすめ)を耳の中に流し込み、あとはワンコの「ぶるぶる」に任せます。奥まで手を入れて汚れを取らなくても、耳の外側に出て来た汚れを拭き取るだけでOK。特に汚れが気になる場合は、クリーナーをたっぷり流し込んだあと、「ぶるぶる」する前に耳を押さえ、上からやさしくマッサージしてあげましょう。
歯磨き
口の中を触る歯磨きは苦手なわんこも多いので、苦労している飼い主さんも多いのでは。しかし、歯磨きは愛犬にとって最も大切なグルーミング。歯磨きをすることで寿命を2~4年伸ばすことも可能だと言われているぐらいです。歯ブラシが苦手なワンコには、ガーゼやはみがきシートから始めて。(※以前飼い主さんを噛んだことがあるわんこの歯磨きは、獣医さんに相談しましょう。)
デンタルガムは誤って飲み込んでしまう事故が起きやすいので、与えたときは必ず目の届く場所にいるようにしましょう。
うんち・おしっこの観察
ペットシーツの上で排泄できるわんこの場合は、片付ける前にしっかりと色や硬さを観察しましょう。いつもと様子が違う場合は、食事の内容や様子をよく思い出してみて。お散歩の時に排泄するわんこは、うんちだけでも確認してあげてください。
大切な相棒の日々のグルーミングは、必ず2人の絆を深めてくれます。異変に気がついたら、小さなことでも早めに獣医さんに相談してくださいね。