毎月悩まされる生理痛。薬に頼らず緩和する方法とは?

2013.11.07

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毎月訪れる生理と共に、悩まされるのが生理痛。この生理痛の有り無し・強い弱いは人それぞれ、またその月々でもストレス環境などで変わってくる場合も。
生理痛はどうして起こるのか、また痛み止め(薬)に頼らずに緩和する方法はないのかをお伝えしていきます。


生理痛はどうして起こるの? その原因とは?

生理痛は、少しだるいという症状から仕事などに影響を及ぼしてしまうケースまで人それぞれ。その中でも20~30代は子宮内の血行の悪さによることが多いと言われています。
主に子宮内の血行不良は、運動不足や冷えなどによって血液循環が滞り、経血のスムーズな排出が妨げられることが原因。また、ストレスなどでも血管の収縮が起こるため歯車がかかり、痛みが増すことも。
ほかにも、子宮の位置。普通は前方向に傾いているものですが、中には後ろに傾いている方もおり、経血が出にくいため生理痛を引き起こしている場合も。そして子宮内膜が厚い方も傷みが増す傾向にあると言われています。
例外は、市販の痛み止めを飲んでも痛みが改善されない酷い痛み。このような寝込むほどの痛みは病気が隠れている恐れもあるため婦人科の受診を!
これらに共通するのは、経血の流れが悪くなることで痛みが強くなるということ。子宮内の血流を促してあげることが、症状を緩和する第一歩です。

痛みを緩和するセルフケアとは?

子宮周りを冷やさない

もっとも気を付けたいのが衣類。お腹周りの冷えそうなファッションや締め付け感のあるガードルや矯正下着は絶対にNG。腹巻やヒートテックなどをうまく活用し、お腹周りを冷やさないようにすることがマスト条件!

ホルモンバランスを整える足つぼを刺激(画像参照)

内側の足首から指四本上にある「三陰交」、そして足の親指と人差し指の結合点にある「太衝」はホルモンバランスを整える働きがあります。この二つのツボを3秒押してパッと離すのを3~5セット行いましょう。血行が促進されて痛みが和らぐはず! 鎮静作用のあるアロマを取り入れてのツボ押しもリラックス効果がプラスされておすすめです。

子宮周りの血流を促すヨガを取り入れる

痛みの大きな原因は子宮を囲んでいる骨盤内の血流が滞ること。痛いからと言って動かずにいるとさらに悪化することも。生理痛でも寝ながら行えるヨガで無理なく血流を促しましょう。おすすめは仰向けになり、片足を曲げて両手でその足の膝を抱えてお腹に引き付ける簡単なストレッチヨガ。

飲み終えたペットボトルをカイロにする

加温OKのペットボトルに熱いお湯をいっぱいに入れ、おへそ周りを円をかくようにゆっくりと当てましょう。ひざの上に置いておくだけでも「血海」という血流を促すツボが刺激されるので、痛みが楽になります。

辛い生理痛も毎月痛み止めに頼らずに、セルフケアで緩和していきたいですよね。これらを取り入れて徐々に痛みから解放されるのを目指していきましょう。

2013.11.07

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記事を書いたのはこの人

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Written by 美泉菜月

【夫婦アドバイザー/美脚家】フランスパリに美容を学びに留学後、美容業界で活躍。その後、夫婦アドバイザーとして恋愛/婚活/夫婦問題のカウンセリング・講座を行っております。大和撫子のような妻を目指して14年、大好きなことは先にも後にも美容です。 Amebaオフィシャルブログ:http://ameblo.jp/kurumi401/