ペットシッターってどんな感じ? 実際に利用してわかったことをリアルレポート! 後編
ペットシッターという名前や存在は知っていても、なかなか手を出す気にはなれないという人も多いのでは? そこで、筆者自身がシッターサービスを利用した感想をレポート。「ペットシッターってどんな感じ? 実際に利用してわかったことをリアルレポート! 前編」では、シッターの探し方から問い合わせまでをご紹介しました。後編では、打ち合わせやシッター当日の様子などをご紹介していきます。
打ち合わせ(顔合わせ)
顔合わせは、初回(新規)の場合は必ず設けられます。実際にシッターと顔をあわせ、エサのやり方、散歩のやり方、トイレの片付け方などを一通り説明します。シッターとペットとの相性も見ることができるので、良い判断材料になります。私はその場でお願いすることにしましたが、もちろん断ることもできますし、保留にして後日改めて返事をすることも可能。鍵の受け渡しなどはこの段階で行っても良いですし、シッターサービス直前のやり取りでも可。こちらの都合に合わせてくれます。顔合わせの料金は1,000円ほどかかる場合が多いようですが、中には無料でやっているところもあります。
シッター当日
実際どのようにペットの世話をしてくれたのか目の当たりにすることはできませんが、メールで状況を報告してくれるシッターがほとんどです。私が頼んだシッターは、ウンチの様子や食欲なども丁寧に報告してくれ、写真も4枚ほど添付されていたので、外出先でも様子がよく分かり、安心できました。ペットの写真を現像してプレゼントしてくれるという心遣いなども嬉しく感じました。合鍵は、後日シッターが家まで届けてくれ、シッターサービスの終了となります。
シッター? or ホテル・病院?
シッターの良いところは、ペットだけになってしまうとはいえ、住み慣れた家で過ごせるのでペットへの負担が少ないところ。特に家の犬はケージに入るのが苦手なので、家でのお留守番のほうが向いている様子でした。このように、ケージがNGだったり、ほかの動物が周りにいるとストレスになったりほえてしまうような場合は、シッターを利用するのも良いかもしれません。
逆に、家に誰もいないと無駄吠えやイタズラをする、持病がある、という場合は常に人目のあるホテルや病院のほうが安心かもしれません。
金額の面からいうと、ホテル・病院に預けた場合よりも、1,000~2,000円前後(都内の場合)安くなります。
「知らない人に鍵を預ける」という行為に関しては、誰しも不安のほうが大きいと思います。ただ、シッターも仕事として、名前や電話番号といった個人情報を開示してやっていることですし、個人で仕事を受ける場合、「信頼」は何よりも大切なこと。信頼してくれたお客様のことを、むげに裏切るようなことはしないと思います。もちろん、中には信頼のできないシッターもいるでしょうし、そのあたりは個人の判断になってしまいますが、少なくとも私自身は、シッターを利用して良かったと感じましたし、今後も利用したいと思っています。
ペットシッターを利用したいという方は、HPの雰囲気や電話の対応、顔合わせの様子などをじっくり見極めて、信頼できるシッターを見つけるところからはじめてみてください。