ツール選びが重要! こなれたまとめ髪を作るコツ
伸ばしかけで髪がまとまらないときや、寝坊をしてセットをする時間がないときなどに便利なまとめ髪。また、ハイネックやストールなど、首周りにボリュームの出る服装のときは、まとめ髪でバランスをとることも多いと思います。最近のまとめ髪は、「ラフに崩してニュアンスを大切にする」のがオシャレとされていますが、「ラフ」とか「ニュアンス」とかを醸し出すのがなかなか難しく、キレイでオシャレなまとめ髪が上手く作れないとお悩みの方も多いのでは? でもまとめ髪は、コツさえ覚えれば本当に簡単に作れるようになるんです。
2種類のセット剤を混ぜて、自分好みに調合する
まとめ髪を作るときに使うワックスやスプレーは、テクスチャーが大事。1種類のワックスだけで仕上げようとすると、ゆるすぎたり硬すぎたりとバランスが難しいので、ゆるいワックスとハード系ワックスを混ぜて、自分の髪に合ったテクスチャーのワックスを作ってしまいましょう。ヘアオイルとワックスを混ぜてもOKです。混ぜる分量を変えることで応用が効くので、幅広い髪型に合わせることが可能になります。
布ゴムよりシリコンゴム
ゴムの種類や太さによっても、雰囲気が一変します。太いゴムだとしっかり固定されるので、フワっとしたゆるめのまとめ髪には向きません。逆にポニーテールや頭頂部でのお団子など、土台をしっかりさせたい時には便利。ラフさを出すのなら、100均で売っているシリコンゴムがオススメ。シリコンなので髪にからみやすく、ゆるめにしばってもゴムが髪からすべることが少なく使いやすいです。強度が足りないようなら、シリコンゴムを2、3本重ねて使うと、しっかりまとめられるようになります。
グシャグシャっとまとめるだけでも大丈夫!
好みの硬さに調合したワックスを、根元を外した髪全体に揉みこみます。根元につけるとフワっとしにくくなるので注意。この際、こんな姿だれにも見せられない! というほど滑稽に髪を膨らませておくことが重要です。しっかり髪にボリュームを出したら、手グシでバランスを整えながら後頭部で一つにまとめシリコンゴムでしばります。ゴムでまとめた部分を手で押さえながら、後頭部の髪を引っ張り、ボリュームを出します。耳周りの髪の毛がフワっとするとニュアンスが出るので、この部分もバランスを見ながら引っ張り出しましょう。頭の側面(ハチ)にボリュームが出ると頭でっかちに見えるので、ここは抑え気味に作ります。
ワックスでグシャっとさせて一つにまとめただけですが、なんとなくこなれた雰囲気が出せるので、不器用な方やめんどうくさがりな方にもおすすめの方法です。