いつもどんより……不幸な人が持っている5つの信念
いつもどんより暗くて、“陰”な気を背負ってしまっている不幸な人。あなたの周りにはいませんか? 彼らには堅く信じて疑わない信念があるのです。今回はそんな“不幸な人”が持っている5つの信念について考えてみましょう。
「あれは絶対おかしい。あれは絶対ダメ!」
彼らの中には白か黒しかありません。善か悪か。そんな自分の価値感だけを基準に物事を考えてしまうと、自分の知らないことや自分とは違うことを受け入れることができなくなってしまいます。自分以外の人やモノを自分の思うようにコントロールすることはできません。違いや新しいことを柔軟に受け入れることができれば、“思うようにならない”ことへの苛立ちはなくなります。
「最悪なことはいつも“私”に起こる」
いつも不幸な人は自分が不幸であることにちょっと快感を得ています。またこんな悲しい目に遭ってしまった私。あぁ……可哀想な私。ささいな出来事も彼らの中では“この辛さは私にしかわからない”とどんどん自分の中で大きな悲劇にしてしまいます。
「あの時こうだったらよかったのに……」
不幸な人の記憶力は抜群です。些細な過ちや悲しい出来事を自分の中で映画のように何度も繰り返し再生しています。過去はどんなに悔やんでも変えられません。未来に生きるのも同じことです。まだ起きていないことを不安に思って気に病むのはやめましょう。まずは“今”をしっかりと生きることです。
「うまく行かないのは全部人のせい」
自分が幸せになれない理由が自分の外にあると信じているのが、不幸な人の思考パターン。あれが悪かったから、あの人がダメだったから、と自分の外側にある条件で不幸が決まってしまうのです。自分にとって最高な環境が揃うことは滅多にありません。自分の内側に目を向けない限り幸せには近づけないのです。
「人の不幸は蜜の味」
不幸な人は不幸な話が大好きです。幸せな話は楽しく聞くことができません。自分の持っていない物を持っている相手を妬ましく思ってしまうのです。逆に不幸な話や他人の悪口には嬉々として反応します。そうやってどんどんマイナスのエネルギーを自分に溜め込んでしまうのです。
読んでいるだけでどんよりしてしまいそうなリストになってしまいましたが、心当たりのあるみなさんは是非ちょっとだけ視点を変えてみてください。1つでも信念を手放すことができればきっと何かが変わり始めるはずです。