寒い冬でも快適に! 本当に暖かいアウターを選ぶ4つのポイント
本格的な冬の到来が目前に迫ってきました。オシャレはしたいけど、寒さを我慢するのも嫌だし、冬のアウター選びってなかなか大変ですよね。冷えは万病の元ともいわれますが、女性ならばできる限り身体を冷やすことはさけたいもの。そこで今回は、寒い冬を快適に乗り切れる、暖かいアウター選びのコツをご紹介します。
お尻・腰が隠れる丈を選ぶ
冬のファッションは生地も厚く、色味もダークになりがち。全体的に重たい印象になることが多いので、アウターをショート丈にするとスッキリと見えますが、腰周りが出てしまうと、体感温度はかなり下がります。特に女性は、お腹や子宮を冷やすことは考えもの。アウターの丈は、腰やお尻が隠れる丈を選ぶのがオススメです。
ノーカラーコートはNG
昨年あたりから見かけることが多くなったノーカラーのアウターですが、保温効果は少ないです。 例えば、冬に髪を切ったら即風邪を引いてしまったというような経験をお持ちの方もいると思いますが、首を露出するとすごく寒く感じますよね。マフラーなどでカバーはできますが、広く開いた襟元を完全に塞ぎきることはできませんので、コートの中に冷たい空気が入り、なかなか暖まりません。暖かさを重視するなら、首元の詰まったものが一番。立ち襟タイプなども良いですし、襟元にファーがあしらわれているものだと、暖かさとファッション性の両方が叶えられます。
手首まで隠れる
こちらも近年の流行ですが、袖丈が短いアウターもNG。上記でも述べましたが、首・手首・足首など、「首」とつく部分が露出していると、非常に寒く感じます。なぜなら、この3つの部分は皮膚が薄いうえ、血管が集まっているため、冷やすことで血液が冷え、冷えた血液が全身にめぐり、寒さを感じるのだそう。暖めればその逆の現象がおこりますので、体は温まります。手首は完全に隠し、しっかりと血液を温めたいものです。
隙間のあかないデザイン
せっかく体と服の間の空気が暖められても、動くたびにどこかから冷たい空気が入ってきてしまっては、保温効果は下がる一方。できる限り隙間がなく、体を包み込むデザインのものを選びましょう。例えば前身ごろの開閉部分がボタンで留めるだけなのか、ジッパーでしっかり閉じられるのかによっても変わりますし、裾部分がすぼまっていたり、リブがついているものもしっかり保温してくれます。逆に、Aラインのヒラヒラした形のものや、前開きの作りがあまいものなどは、隙間から風が入って寒く感じるのでご用心。