どうして私だけ？ 悲劇のヒロインになる前に

悪いことは度重なるもの。仕事でのミス、プライベートでは友人トラブル、彼とも上手くいかなくなっては｢なんで！？ どうして私だけ？｣とつい思ってしまいがち。楽しいことが降り注げばそんな気持ちもすっきり忘れてしまうのだけれど、｢私はいつも貧乏くじ｣だなんてずうーっと言っているそんなあなた！ ちょっと考え方、変えてみない？

→Googirlの公式youtubeチャンネル開設！
人気漫画を動画化してます！ぜひフォローお願いします

悪さも気から！ でセンサー台無し

言わずと知れた｢病は気から｣。悪いこともそれ同様、沈んだ気持ちが自然と呼び寄せてしまっているのです！ というのも実のところ、悪いことしか考えていないがために小さな幸せを見過ごしてしまっているだけ。悪いことばかりに気が向いてしまうだけ。そんな幸せを見つけるセンサーを自らの手で台無しにしまっているだけなのです。
そりゃあ度合いによっては長々と考えこんでしまうほど落ち込むことだってあるし、そんなときに幸せを感じる余裕なんてないのも当然。どうしようもないそのときは落ち込むだけ落ち込むこと！ そしてとことん落ちた次には少し別の方向に目を向けてみましょう。テレビのお笑い番組で笑ってみたり、自分にご褒美を与えてみたり、ちょっと一人旅でリフレッシュするのもいいかもしれません。ポイントは｢いつまでも考えこまずに切りかえること！｣。うじうじ根に持ってしまうのは正直女性の魅力、半減しちゃうよ。

実は誰しもが通る道にしか過ぎない

｢どうして私だけ？｣、｢私ばっかり｣……そう考えてしまうのは単なる自己中心的発想。隣の芝は青く見えるもので、常に幸せそうに見えるあの子だってあなたの知らないところで泣いている日もあるのです。
幸せを掴むチャンスってみんなに平等に分け与えられていて、それと同じだけ嫌なことや悪いことを掴むチャンスもみんなに平等というのが人生の仕組み。悪いことを乗り越えてこそ幸せはやってくるし、幸せが続くと嫌なことが待っている。それを掴むか逃すかはあなた次第！

今ある幸せに感謝すること

例えば、大きな家に住んで、高級なごちそうをたらふく食べて、エステに行って、パーティーで盛り上がって、海外旅行にも行って……というのが幸せだと思っていませんか？ それももちろん幸せでしょうが、住居があって仕事があって食べて寝て暮らせている今のある生活が幸せだと見直してみましょう。高望みしすぎては現実に溜め息をついてみたり、裕福な誰かと自分を比較しては嫌悪感を抱いたり、そういうことは辞めにしましょう。人は人、私はわたし。まずは今ある幸せを満喫しましょう！

と、今紹介した3点はごくごく常識的なこと。読んでいて｢そんな普通のこと｣。しかしこれが実はけっこうできていない悲劇のヒロインきどりな女子が多くって、だいたい彼女たちは何においても高望みしすぎ。現状に満足していないだけか、マイナスにマイナスに、私ばかり私ばかり、とエスカレートして行き過ぎています。それでは心が死んでしまう一方。未来の光が消えてしまうだけ。
その場にはその場なりの幸せになる方法が違うもの。大切なのは、自分に限られた範囲でどれだけ楽しんで過ごしていくか。人生、楽しんだもん勝ち！