わんこと暮らす:秋に気を付けたい4つの注意点

2013.10.12

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厳しい夏の暑さも和らぎ、すごしやすい季節になりましたね。夏はちょっと気が引けてしまった愛犬との外出もどんどん増やしたいこの時期。今日は大好きな愛犬と健康に暮らすために、この時期特に注意したいポイントをご紹介します。


食事

「食欲の秋」なんて言いますが、犬にとっても秋は食欲の季節。夏の暑さで疲れた体を癒し、厳しい冬に備えてしっかり体力を蓄えるための時期です。特に体力の低下しがちな老犬や妊娠中の犬には高タンパク、高カロリーの食事を意識しましょう。また朝晩の冷え込みが強くなり、気温の変化で体調を崩しやすい時期でもあります。食事の内容に気をつけて冬に備えましょう。

フィラリア

「蚊がいる季節の病気だから」と涼しくなって薬をストップしていませんか?
フィラリアの薬は予防薬ではなく体に入ってしまった蚊の幼虫を駆除するものなので、蚊がいなくなってから更に1ヶ月~2ヶ月を目安に薬を飲ませる必要があります(地域によって期間は異なるのでかかりつけの獣医さんで相談しましょう)。フィラリアは正しく薬を飲ませれば100%防げる病気です。毎月忘れずに飲ませてあげて下さいね。

マダニ

公園や河原、田んぼのあぜ道まで草むらがあるところなら、どこにでも住んでいるマダニ。春から秋にかけて活動が活発になります。マダニに噛まれるとアレルギー症状や貧血など直接的な害があるだけでなく、唾液に含まれるウイルスや菌によって感染症にかかることがあります。スポットタイプの駆除薬などでしっかりと対策を。
もしマダニに噛まれているのを発見したら、自分で取らず必ず獣医さんに連れて行きましょう。無理に取ろうとすると口の部分だけが皮膚に残ってしまい、化膿の原因に。今年に入りマダニに噛まれた女性が感染症によって亡くなるなど人への被害も増えています。愛犬だけでなく、お散歩の時にはなるべく肌を露出させない格好で自分自身も守りましょう。

ブラッシング

夏の日差しで痛んだ皮膚や被毛のせいで抜け毛やフケが増える時期です。また、ダブルコートの犬種はアンダーコート(下に生えている柔らかい毛)がごっそり抜ける生え変わりの季節。こまめなブラッシングで抜け毛を取り除いて、新陳代謝を活発にしてあげましょう。この時期にエアコンで室内の温度を管理しすぎて犬に寒さを体感させないと、冬毛への生え変わりがうまくいかず寒さに弱くなってしまいます。体力の落ちている老犬や病気の犬は別ですが、一日中暖かい部屋で過ごさせるのではなく、積極的に外に出かけましょう。

しっかり対策をとって、楽しい秋をすごしてくださいね。

2013.10.12

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記事を書いたのはこの人

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Written by Boytoy

元Go-Go Dancer。 美を競うダンサーの世界で培った”女を磨く術”をわかりやすくお伝えします。 外見はもちろん内面もぴっかぴか磨き上げましょう。