ストレスに打ち勝つためのステップ別メンタルトレーニングで、強くなる!
仕事に、人間関係に、恋愛に…、今やストレスとは無縁で生きるなんて不可能に思えるほど、生活の中にいろんなストレスが潜んでいます。精神的にストレスを抱えていると、これが体の機能に影響を与えてくるのも時間の問題。そのまま放置しておくと心身ともに病んでしまい、悪循環にはまってしまうことも…。
そこで大事なのはやはり、自分の身は自分で守るということ。ストレス対策でもまずメンタル面で心を鍛え、ストレスに負けない強い精神状態をつくることが大切です。そこで、海外の心理セラピーたちがおすすめする、メンタルトレーニングをステップごとにご紹介しましょう。
ステップ1:ネガティブな体験に違った解釈をしてみる
失恋、仕事のミス、他人との軋轢、嫌だなと感じたネガティブ体験に落ち込んではダメ。その体験にもっと違った解釈を与えましょう。どんなに嫌なことでも、次や将来にもっといい経験をするために避けて通れないプロセスと思えば、気持ちが落ち込みすぎることもありません。
“ピンチはチャンス”という言葉の通り、一見ネガティブだらけな体験の中に、次の成功体験につながるヒントが隠されていることがよくあります。
ステップ2:他人のために何かする
自分が辛いときこそ、他人のために何か行動することが精神的な救いにもつながります。なにか手伝う、久々に手紙を書いてみる、感謝の気持ちを伝える、あるいは同じに気持ちがふさぎ込んでいる人の話を聞いてあげるだけでも構いません。他人にやさしくすることで、自信や誰かに必要とされている充実感を得ることができます。
ステップ3:1週間で、達成可能な小さな目標を立てる
ストレスを抱えているときは、ついつい自分に必要以上に厳しい評価をしがち。そんなときは自信を取り戻すためにも、まず自分が達成できる小さな目標を毎日立ててそれを確実にこなしていきましょう。
決めたことをきちんと実行することで自信回復につながるだけでなく、自分はどんなことに実力を発揮できるのか、冷静に見極めるきっかけにもなります。
ステップ4:自分を支えてくれるサポートネットワークを作る
どんな人にも家族、友だち、恋人など、自分のことを心から心配し、応援しようとしてくれる人がいるはず。その人たちには、素直に今心が弱っているというSOSを発して助けてもらいましょう。一緒に飲みに行ったり、ただ家で愚痴を聞いてくれる、それだけでも随分気持ちが楽になります。
ステップ5:忙しい日常からシャットダウンして、瞑想する
瞑想というと堅苦しく思われがちですが、1日5分でもいいので周囲の明かりを消して、静かな場所で一人で目を瞑って、ピュアに自分の心と向き合う時間を持ちましょう。お好みで、アロマキャンドルやお香を焚いてリラックス感を出してもいいでしょう。
こうした時間をもつことで、普段感じる不安感や焦燥感を受け流し、気持ちに余裕を取り戻すことにつながります。あのミランダ・カーの多忙なモデル業と育児の両立に、瞑想タイムを持つことで心の余裕を取り戻しているといいます。
ステップ6:睡眠、運動、食事、生活習慣の基本を見直す
ストレス、ストレスと悩む前に、まず自分の基本的な生活習慣を見直してみましょう。生活のリズムを整えて、体が十分な休息と程よい刺激を得られれば、精神的なストレスも実はかなり軽減することができます。
まずは夜きちんと睡眠をとること、そして日中は良く歩いたり、エクササイズなどで体を動かして適度な運動を心がけて。
そして、食事は、朝昼夜と三食しっかりとること、外食は控え、なるべく自炊で野菜をたくさん摂るようにすること。生活が乱れているなと感じたら、まず1週間生活のリズムを整えて様子をみてみましょう。