趣味を仕事にしたサクセスウーマンたちに学ぶ、いつか起業したい人へのアドバイス
いまや働き方も多様化している時代、決まりきったお仕事だけではなく、自分の趣味や得意分野を活かした仕事をしたいと考える女性も増えてきています。自分が好きなことをして、お金を稼いで、人にも喜んでもらえる、そんなサイクルができたら人生ももっとハッピーになると思いませんか?
“趣味といってもプロになれる自信はないし…”なんて後ろ向きに考えないで! 誰でも最初は不安がありますが、勇気を出して1歩を踏み出せば新しい展開が開けているかもしれません。今回は実際に趣味を仕事にして成功したオーストラリアの女性たちのアドバイスをご紹介しましょう。
アドバイス1:“ソーシャルメディア”をフル活用する
By シモーン・スキナー‐スミス(ヨガインストラクター)
▽ 「マーケティングに高い費用がかかっていたのは過去の話。自分のビジネスをアピールするのにもっとも役立ったのはフェイスブック(FB)でした。自分の活動をFB上で積極的に発信し、ともだちに『いいね!』を押してもらうことでたくさんのクライアントを得ることができました。」
アドバイス2:最初は無料でサービスを提供し、サービスの良さを実証する
By シモーン・スキナー‐スミス(ヨガインストラクター)
▽ 「ビジネス立ち上げのころは、家族や友だちに“無料レッスン”を提供したり、チャリティーイベントに出たり、報酬ゼロでも引き受けていました。地道で時間と労力はかかりますが、宣伝効果は大いにありました。自分の行うビジネスを“知ってもらう機会”と考え、無料サービスを提供することに躊躇しないで!」
アドバイス3:収入のため“二足のわらじ”は大いに結構
By レニー・ウォーン(ジュエリーデザイナー)
▽ 「自分の趣味を仕事にしようと決心したからといって、ほかの働き方をあきらめたり、否定する必要はないわ。収入が安定しないのはリスキーだし、自分のビジネスが軌道に乗り、成長するためにお金もかかるなら、他に仕事をして安定収入を確保することは大事だし、精神的な支えにもなる。」
アドバイス4:一人で抱え込まないで、アウトソーシングもしてみる
By ジェニー・エリス(人形師パフォーマー)
▽ 「自分の好きな世界をビジネスにしたとき、さまざまな業務がたくさんあることに気づきます。会計、マーケティング、PR活動、生産管理などなど多様です。すべてを自分ひとりで抱え込もうとしてジレンマを抱えるよりは、苦手なことや時間がかかることなどは思いきって“アウトソーシング(外部委託)”すること。そのほうが、自分が本来力を注ぐべきことに集中できるし、ストレスも減ります」