そのプチ落ち込み、放置しないで!心身クリア 5つの秘訣
日々の生活の中で、誰でも憂鬱な気分になることはあります。仕事のストレスや何か自分にとって不快なことで落ち込むことのほかに、自分では感じていないつもりでも多忙な毎日で心身は疲れ切っている恐れが。そんな気分をどんどん重ねていくことが鬱のはじまり。
そうなる前にプチ落ち込みは大きく募る前に、セルフケアで心身クリアにしていきましょう。
プチ落ち込みってどんな状態?
なぜか気分が晴れない、少しのことで気にしてしまうプチ落ち込み。そんな方の特徴は「ネガティブ」「無気力」「イライラ」。鬱ではないのに興味や意欲が低下し人の言葉に過敏に反応してしまう、些細なことでプレッシャーを感じたり、負担を感じてしまったりと心身に影響が。
プチ落ち込みは、食欲はあったり、ほかはいつもと変わらないなど、見た目ではなかなか気が付きにくいもの。また、多忙な毎日で忙しいけれど日々充実していると一見ストレスもなさそうな方も注意。
知らず知らずのうちに疲れがたまり、仕事のミスやちょっとしたトラブルで一気に落ち込みやすくなったりする場合も。だからこそ、日常的にセルフケアをして心身のメンテナンスをしてあげる必要があるのです。心身のメンテナンスは心も体もポジティブに変える効果も。自分は大丈夫! と思っている方もずっとイキイキといられるように知っておきましょう。
落ち込みをイキイキに変えるセルフケア!
1…生活リズムとその日の気分を書きだす
手帳やノートにその日一日の出来事や気分を書く習慣を付けましょう。自分の生活リズムやその時々の気分を知ることで、自分がどのように物事を考えているか、どのような行動に問題があるか、ストレスの原因は何かなどを見直すことができます。書き終えてその日一日を見直すと冷静に客観視できるようになるため、症状を改善する鍵となります。
2…ストレスに強くなる食生活を
私たちの体はストレスを感じると、ストレスに対抗しようとタンパク質・ビタミンC・ビタミンB群が消費されてしまいます。ほかにもダイエットの栄養不足、お菓子や清涼飲料水を摂りすぎて糖代謝を低下させ、ストレスを感じやすくなる要因に。
特におすすめなのが、うつや落ち込みやすい脳の働きに貢献する働きがあり、精神を安定させる素となる「トリプトファン」という成分。主に牛乳・チーズ・ごま・肉類・タマゴ・マグロに含まれています。
3…適度に体を動かす
体を動かすと脳内でセロトニンが分泌され、気分が明るく、イキイキとする効果が。運動をし始めてわずか5分ほどで活性化が始まり、30分ほどでピークに。おすすめはヨガ・ウォーキング・ストレッチなど運動が苦手な方でも取り入れやすく、効果も高い軽い有酸素運動です。
4…質の良い睡眠をとるう
脳は睡眠中に日中の経験や記憶を整理したり、体の疲れをクリアにするメンテナンスを行っています。寝る直前にパソコンやスマホを見たり、お酒を飲むと眠りを浅くしてしまい、疲れが残る原因になるので注意。カーテンを少し開けておくと、翌朝の日差しが差し込み、すっきり目覚めやすくなります。忙しい方は最低でも6時間の睡眠を心掛けましょう。
5…アロマセラピーを取り入れる
香りによってその効果が心身に働きかけ、リラックス効果や体調不良の改善を目指すのがアロマセラピー。アロマオイルの成分が嗅覚から経て自律神経や体温、ホルモンを調節する視床下部に伝わり、心や体に良い影響をもたらすのです。
好きなアロマの香りをお風呂やマッサージに使用したりハンカチに数滴垂らしてデスクや枕元に置いておくのもおすすめですよ。おすすめは緊張やストレス・不安を和らげてくれるラベンダー・ネロリ・イランイラン・ベルガモット・ティーツリーなど。
毎日、体や肌の健康を保ってくれているのは心が密接に関係しています。自分は落ち込まないし、大丈夫と思っている方でも見えない心の疲れは定期的にクリアにしてあげることが大切です。心身の疲れは軽いうちに改善すべし。これらは毎日手軽に取り入れられるものばかりなので自分の心と向き合って、セルフケアでリラックスさせてあげましょう。