鬱なんかに負けない! ムードアップ効果のある食材まとめ

2013.09.29

  • Twitterでシェア
  • f Facebookでシェア
  • B!はてなブックマーク

鬱やストレスは心の問題、食べもので気持ちを楽にできるのかと言われれば、答えは「イエス」です。最近の科学調査では、食べものと気持ちのムードとの間には密接な関係があり、脂肪分の少ないタンパク質や未精白(全粒パンやシリアルなど)の食品、そして野菜や果物を豊富に食べている人は、人生への満足感も高く、鬱やストレスへの耐性も高いのだとか。反対に、ジャンクフードやプロセスフードをよく食べている人は、精神的にも不安定だったり、ストレスがたまりやすいと言います。
健康的でバランスの取れた食生活は、毎日をハッピーに過ごすためにも大切な要素なのです。そこで、とくにムードアップ効果が高いとされている食材をまとめてみました。


鮭やサバなどの魚類

鮭やサバは鬱や気分の落ち込みを改善するビタミンDが豊富なことで知られています。アメリカでは鬱気味の女性たちがビタミンDのサプリメントを服用し、症状が軽くなったという実験結果も出ているほどです。

ブルーベリー

アンチエイジング効果も高いブルーベリーですが、ほかにもニューロンを刺激し、脳の働きを気分の落ち込みから守る作用もあることが分かってきました。

玄米

玄米はビタミンBが豊富なだけでなく、体内でグルテンを減らす効果もあります。多くの専門家たちのあいだでは、ある種の人々にとってグルテンと情緒不安定との間には何らかの関係があると考えられており、グルテンを軽減することが気持ちの落ち込みを防ぐとも考えられるのです。精白された白米より、玄米のほうがビタミンなどの栄養素もはるかに豊富、ぜひ玄米をもっと日常的に食べるようにしたいものです。

オリーブやオリーブオイル

人々が陽気なイメージのあるイタリアの代表的食材ともいえるオリーブ。オメガ3脂肪酸が豊富なのがカギかもしれません。オーストラリアの研究では、オメガ3のサプリメントを服用している人は、ストレスや精神的プレッシャーにうまく対応しているという結果が出ています。詳細な因果関係はまだ不明ですが、オメガ3脂肪酸を与えられた細胞は、ストレスホルモンであるコルチゾールに対して、通常とは異なる反応をとることが判っています。
通常、ストレスにさらされると細胞は活動を停止するのですが、オメガ3脂肪酸を与えられた細胞はニューロンを作り続けます。これが体をストレスから守る働きとなっているのではないかと考えられます。

ウォールナッツ

オメガ3脂肪酸が豊富なことで有名な食材のひとつ。アメリカの国立衛生研究所の調査でも、ウォールナッツに含まれるオメガ3脂肪酸がストレスホルモンを抑制する効果があることが明らかになっています。10分ほどローストしてサラダや肉料理にトッピングすると、美味しくいただけます。

コーヒー

カフェインで頭をすっきりさせてくれるコーヒーにも、ムードアップ効果があることで知られています。コーヒーにはカフェインだけでなく、さまざまな抗酸化物質も豊富に含まれており、気分を明るくする効果があるのです。ただし、お砂糖や甘味料を入れすぎないように気をつけましょう。

2013.09.29

  • Twitterでシェア
  • f Facebookでシェア
  • B!はてなブックマーク

記事を書いたのはこの人

Avatar photo

Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。