結局何も行動できない人へ。「ポジティブがネガティブに打ち勝つ」方法3つ

2013.08.04

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考え事をする時に、「長所・短所」「メリット・デメリット」「プラス・マイナス」「希望・不安」「自由・責任」「得・損」など、ポジティブ要素とネガティブ要素の狭間で、人は揺れ動くもの。大抵はネガティブが勝ち、「悩み考えたものの、結局何もしない」なんてことが多くありませんか?
ネガティブの方が自分を守れますし、楽ちん。ポジティブがネガティブに打ち勝つのは、たやすいことではありません。それでもネガティブが勝つばかりの人生では、「自分らしい」「楽しい」とは思えませんよね。ポジティブが勝てる人生にするためのヒントをご紹介します。

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ネガティブが勝ちやすい3つの理由

考え抜いたもの、結局ネガティブが勝ちやすいわけは3つあります。

1つ目は、「自己保身できる」から。ネガティブ要素の多くは、「自分をリスクから守る」ために生まれます。ネガティブにのっとって結局何もしなければ、立場・体裁・金銭面…など全ての面で危険を避け、自分を守ることができます。

2つ目は「ネガティブの方が論理的に見える」から。ポジティブな理由は「好き、やりたい、気持ち良い」など、単純で感情的なものが多いです。一方でネガティブ要素はリスクを避けるために考えますから、内容も複雑。一見論理的に見え、「ネガティブ=賢い、ポジティブ=バカ」に見えます。

3つ目は「楽だから」。そもそも面倒くさがり屋なのが人間。何もしない、諦める方が楽ですよね。

この3つの引力は、とても強いもの。これが起因し、「多くの場合ネガティブが勝つ」という現象が起きやすいのです。

ポジティブが打ち勝つ方法3つ

上記を見れば、ポジティブがネガティブに打ち勝つのは到底無理に思えます。それでも以下の要素があれば、ポジティブが打ち勝つことができます。

1、好きでいる

1番強いのは、「好き」という気持ち。どんな苦難も、乗り越えることができるのは「好き」という気持ちあってのことです。
ネガティブ要素が浮かぶ度に、自分の「好き」という気持ちと比べてみましょう。逆に「ネガティブ要素で負けるくらいの『好き』」なら、その後の困難も乗り越えることはできません。早めに諦めた方が良いでしょう。

2、客観的になる

ネガティブが勝つ時、大抵は「主観的で独りよがり」です。自己保身の気持ちが強くなるあまり、客観的な判断はできません。
まずはトコトン客観的になりましょう。出来る限りの客観的なデータを集め、実際にその道のプロに話を聞き、友達や家族から見た自分はどうか判断を仰ぐこと。全て客観的に見た上で、再度判断を下しましょう。

3、バカになる

「損だけするのは嫌」「かっこ悪いのは嫌」「バカにされるのは嫌」という人が増えています。しかしこの考えがある以上、挑戦は出来ません。
人生に答えなし、未来はわからなくて当たり前。最初から答えや正解を求める方が、実は間違っています。また、「本気で生きる=かっこ悪い」こと。本気だからこそ失敗も増えるし、恥ずかしい勘違いや思い上がりもするし、地道な努力も必要です。もう少し「バカになってもいい、失敗も楽しんでおこう」という気位を持つと、人生も変わります。

いかがでしょうか?「言うのは易く行うのは難し」と思っているのは、あなただけかもしれません。ポジティブが勝てるような人生への一歩として、試してみて下さいね。

2013.08.04

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記事を書いたのはこの人

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Written by 宮野茉莉子

84年生まれの哲学ライター。東京女子大学哲学科卒業。野村證券を退職後、2011年よりライターへ。主に生き方や働き方について、哲学を交えた本質を探る記事を執筆。他、子育て、夫婦、FPとしてマネーなど、6媒体で執筆中。愛雑誌は『PRESIDENT』。現在一男児子育て中。 Facebook→https://www.facebook.com/miyano0928 blog→http://blog.livedoor.jp/miyano0928/