心理エキスパートたちによる“後悔しないための生き方”のコツ
たった一度きりの人生、誰だって後悔しないで生きていきたいと思いませんか。でも、人間関係や仕事がうまくいかなかったり、運が悪いなと思うようなことが続くと、ついつい今までの生き方を悔やんだり、もっといい人生になっていたかもしれないのに…、と思い込んでしまいがち。人間の心はなかなか繊細で傷つきやすいものです。
そこで、ヒトの心の動きを科学的に、より客観的にみつめることに長けた海外の心理エキスパートたちによる“後悔しないための生き方”のコツをまとめてみました。ちょっと気持ちが落ち込んだときにこそ、ぜひ思い出してみてくださいね。
人間関係で後悔しないために…、あらゆる人の言動に好奇心を持ってみる
自分とそりが合わなかったり、どうしても好きになれない人がいると、“いやだな、なるべく関わりたくない”と腰が引けたり、ストレスの原因となります。でもちょっと見方を変えて“どうしてこの人はこんな行動をするんだろう”と好奇心をもって観察してみましょう。人と関わり、良い関係を築いていくには“この人のことをもっと知りたい”という気持ちが原動力となります。
最初はとっつきにくい人でも、自分の思い込みや偏見を捨てて、まっさらな目で見てみると、意外な一面があることに気づかされます。
恋愛・夫婦関係で後悔しないために…、“最適な距離”を保つ努力をする
恋人あるいは夫や妻、人生のパートナーは誰よりも自分のことを理解し、受け入れ、愛してくれる、いわばもっとも自分に近しい人といえます。だからといって、相手のことを一個人として尊重することを忘れ、なんでも自分の思い通りになると考えるのは大きな間違い。
人生でもっとも大切な人だからこそ、どんなに愛し合っていても、相手個人の気持ちや考えがあることを忘れないで。適当な距離をとることが大切でより良い関係を長く維持する最大のコツともいえます。“親しき中にも礼儀あり”とはまさに核心を突いた言葉です。
人として成長するうえで後悔しないために…、時には試練が必要だということを知る
人間はどうしても、簡単なほう、楽なほうに流されてしまいがち。でも、一見自分の手に負えなさそうなハードルの高いものに挑戦することが、時には大切だということを忘れないようにしましょう。
試練や困難なことから逃げてばかりでは、成長できるチャンスをみすみす失うようなもの。たとえ、チャレンジして失敗しても、それは恥ずかしいことでもないのだと思って、新しいこと、未知なことにどんどんトライしていくべき。そして、成功の物差しとなるのは、結果ではなくどれだけ努力したかということを忘れないで。