安心している場合じゃない!「普通」のデメリット 5つ
小さな頃から「普通が1番」という刷り込みを受けてきた私たち。「普通でいれば安心」と、信じて疑わない人も多いのでは?
もちろん普通のメリットはありますが、意外と意識されていないのがデメリット。「普通」のせいで、焦ったり、諦めたり、自分を活かせなかったり…と、想像以上のデメリットがあるんです。今回は5つほどご紹介します。
普通になれないことに焦る
実は私たちが思っているよりも、「普通はレベルが高い」もの。
たとえば上がり性の人が普通に人前で話すことは難しいですし、勉強はトップクラスでも運動は最下位な優等生もいますよね。また社会に出て、「人並みに昇進」「適齢期で結婚」「問題なく妊娠・出産」が実は難しい、と感じた人は多いのではないでしょうか?
誰しも苦手分野や短所はあるもの。自分の努力だけではうまくいかないこと(仕事や恋愛、妊娠や子育てなど)もあります。
「普通以下」の分野を持っていて当たり前なのに、普通になれない自分に落ち込んだり、焦ったり、ストレスを感じることもあるものです。
やりたいことが分からない
普通は「世の中がレールを決めたもの」。世間がいうような道を歩めば良いため、自分で選ぶことがほとんどなくなります。その結果、「自分のやりたいことが分からない、ない」ということも。
本音を諦める
「自分がやりたいことより、普通が1番安定で賢い」という考えは、世の中に流布しています。普通を重視するあまり、自分の希望を尊重しない人もいるのでは?
そのままでは毎日をつまらなく感じたり、どこか厭世的になったり、本当の実力を活かせないまま終わってしまいます。
普通以下を見下す
人種差別ではないですが、「普通ではない人を差別する」癖がありませんか?
たとえば普通ではない職業の人を、「見下す」「なかったことにする」「理解しようとしない」など。その気持ちは相手に伝わっていますし、逆に自分自身を苦しめることも多いのです。
努力をやめる
普通を意識すると、ある程度のところまでできると「これで十分」と努力をやめがち。最後まで追及しようとする意識が薄れます。
いかがでしょうか? 自分で考えて選ぼうとする力、普通以下を認める気持ち、普通に甘んじず挑戦する意欲をもてば、少なくとも今の自分からは脱却できるでしょう。