安心している場合じゃない!「普通」のデメリット 5つ

2013.08.07

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小さな頃から「普通が1番」という刷り込みを受けてきた私たち。「普通でいれば安心」と、信じて疑わない人も多いのでは?
 もちろん普通のメリットはありますが、意外と意識されていないのがデメリット。「普通」のせいで、焦ったり、諦めたり、自分を活かせなかったり…と、想像以上のデメリットがあるんです。今回は5つほどご紹介します。

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普通になれないことに焦る

実は私たちが思っているよりも、「普通はレベルが高い」もの。
たとえば上がり性の人が普通に人前で話すことは難しいですし、勉強はトップクラスでも運動は最下位な優等生もいますよね。また社会に出て、「人並みに昇進」「適齢期で結婚」「問題なく妊娠・出産」が実は難しい、と感じた人は多いのではないでしょうか?
誰しも苦手分野や短所はあるもの。自分の努力だけではうまくいかないこと(仕事や恋愛、妊娠や子育てなど)もあります。
「普通以下」の分野を持っていて当たり前なのに、普通になれない自分に落ち込んだり、焦ったり、ストレスを感じることもあるものです。

やりたいことが分からない

普通は「世の中がレールを決めたもの」。世間がいうような道を歩めば良いため、自分で選ぶことがほとんどなくなります。その結果、「自分のやりたいことが分からない、ない」ということも。

本音を諦める

「自分がやりたいことより、普通が1番安定で賢い」という考えは、世の中に流布しています。普通を重視するあまり、自分の希望を尊重しない人もいるのでは?
 そのままでは毎日をつまらなく感じたり、どこか厭世的になったり、本当の実力を活かせないまま終わってしまいます。

普通以下を見下す

人種差別ではないですが、「普通ではない人を差別する」癖がありませんか?
たとえば普通ではない職業の人を、「見下す」「なかったことにする」「理解しようとしない」など。その気持ちは相手に伝わっていますし、逆に自分自身を苦しめることも多いのです。

努力をやめる

普通を意識すると、ある程度のところまでできると「これで十分」と努力をやめがち。最後まで追及しようとする意識が薄れます。

いかがでしょうか? 自分で考えて選ぼうとする力、普通以下を認める気持ち、普通に甘んじず挑戦する意欲をもてば、少なくとも今の自分からは脱却できるでしょう。

2013.08.07

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記事を書いたのはこの人

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Written by 宮野茉莉子

84年生まれの哲学ライター。東京女子大学哲学科卒業。野村證券を退職後、2011年よりライターへ。主に生き方や働き方について、哲学を交えた本質を探る記事を執筆。他、子育て、夫婦、FPとしてマネーなど、6媒体で執筆中。愛雑誌は『PRESIDENT』。現在一男児子育て中。 Facebook→https://www.facebook.com/miyano0928 blog→http://blog.livedoor.jp/miyano0928/