どうしても止まらないイライラは「人の振り見て我が振り直せ」

2013.07.30

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怒りっぽい自分や、終始イライラしている自分に悩むことはありませんか?特に会社の後輩や、旦那や子ども対して、「どうしてもイライラが止まらない」「1日中ほとんど不機嫌」と悩む女子は多いもの。いけないと分かっていても、毎日となると抑えるのは難しいですよね。
そんなイライラを止めるに、実は「人の振り見て我が振り直せ」が効果的。少し落ち着いて、周囲の人を観察してみましょう。


他人の「イライラへの対応」をチェック

他人の「イライラへの対応」を観察することが、自分のイライラを止める鍵となります。他人とは、「イライラの対象となる相手(会社の後輩、彼、自分の子どもなど)」・「身近な人(会社仲間、友達、自分の両親や義両親など)」・「見知らぬ人(道端で話しかけてくる人など)」の3分野をさします。
観察して欲しいのは、この人々が「自分がイライラしていること・ものへどう対処しているか」。
例えばいつも約束の時間に遅れてくる彼にあなたがイライラしている場合、逆にあなたが同じ失敗をしたら、彼はどんな反応をしますか?また、いつも物を投げる自分の子どもにイライラしている場合、旦那や義両親の反応、道端で話しかけてくる人の反応はどうですか?

3つのパターンから学べるイライラへの対応

1、許してくれる

あなたからすると怒ってしまうことも、相手は許してくれることもあります。誰でも失敗はあるのだから、許せる範囲ではないのか?本当にそこまで怒る必要があることなのか?物事は許すことも大事ではないでしょうか?今一度考えてみましょう。

2、プラスの面を探してくれる

あなたにとってはマイナスに見えることでも、周囲の人がプラスを探してくれることがあります。例えば物を投げる子に、「上手に遠くまで投げられるね、腕の力がついたんだね。でもこっちは危ないから、あっちに投げようか」なんて、うまく誘導できる人もいますよね。
この言い方、視点の変え方は、学ぶべきでしょう。マイナスには必ずプラスが付随しますから、それを探すことも大切です。

3、怒る

あなたと同じように怒る人、あなた以上に怒る人もいます。彼らの姿は、そのままあなたの姿となります。口調、表情、物の言い方、どう思いますか?怒られた方の反省・恐怖・不安な気持ちが分かることでしょう。
「北風と太陽」ではないですが、怒るよりも誘導したり、自分で気付かせる方が効果的なこともあります。怒ることが本当に効果的なのか?考えてみましょう。

いかがでしょうか?他人をみると、「自分の視点の小ささ、心の狭さ」が浮き彫りになります。素直に直せるかどうかは、あなた次第。一度試してみて下さいね。

2013.07.30

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記事を書いたのはこの人

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Written by 宮野茉莉子

84年生まれの哲学ライター。東京女子大学哲学科卒業。野村證券を退職後、2011年よりライターへ。主に生き方や働き方について、哲学を交えた本質を探る記事を執筆。他、子育て、夫婦、FPとしてマネーなど、6媒体で執筆中。愛雑誌は『PRESIDENT』。現在一男児子育て中。 Facebook→https://www.facebook.com/miyano0928 blog→http://blog.livedoor.jp/miyano0928/