話すことより大事かも…、“聞く力”を伸ばす方法

2013.07.23

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恋愛でもお仕事でも、コミュニケーションは必須の能力、コミュニケーションというと自分が喋ったり、話したり“発信”することが大事なように思われがちですが、実際にそれ以上に気をつけたいのが相手の話していることや思惑をきちんと受け取る聞く力、つまり“受信力”です。
接待のプロ、銀座や六本木のホステスさんも“お客様の話をきちんと聞いて、受け止めることが自分の評価アップにつながる”と話しています。人とのコミュニケーションに悩みを感じたら、まず“聞く力”を伸ばすことを考えてみませんか?


相手ときちんと心の通じたコミュニケーションをとるためには、まず“聞く”スキルを磨きましょう!

相手の話をとにかく最後まで聞く

多くの人が相手が話し終える前に、自分の話を始める、あるいは始めようと考えだしてしまっています。まずは、相手の話を最後までちゃんと聞くこと。当たり前すぎるようですが、この基本に立ち返ってみましょう。相手の話の途中で“ああ、この人の言いたいことは○○だ”と勝手に判断していませんか?あせらず、落ち着いた気持ちと態度で相手の話を注意深く聞く、相手の話を遮って話し始めない、ということを覚えておきましょう。

おせっかいな“アドバイス”を相手に言わない

話の途中で、先を読んで相手に必要のない“アドバイス”を与えるというのもよくあるミス。親切心のつもりでも、おせっかいなコメントは、“上から目線”と思われてしまうこともあるので気をつけましょう。
たいていの人は、話している間に気持ちの整理ができたり、こんがらがった思考がまとめようとしています。その気持ちの流れに気づかず、自分が正しいとおもうアドバイスや正論を挟まないように気をつけて。

言葉になっていない相手の気持ちや感情に注意する

話を聞くときは、相手の発する言葉だけでなく、表情やジェスチャーにも注意しましょう。きちんとアイコンタクトはとれているか、髪の毛や耳をいじって緊張している様子はないか、言葉以外のことからも相手の気持ちにアプローチするヒントはたくさん潜んでいます。
人は時として気持ちと裏腹のことを口に出すことがあります。ですから、言葉になっていない部分にもしっかり気持ちを配ってみてください。

人の話を聞いているときは“オープンマインド”で

誰かの話を聞くときは、なるべく自分の価値観や先入観だけにとらわれず、オープンな気持ちでいましょう。自分が知らなかったことには驚いてみたり、気になったことは質問をたくさんして相手の話に“引き込まれている”ことをアピールしましょう。あなたが熱心に自分の話を聞いてくれていると分かれば、相手の人ももっと心を開いて話をしてくれます。具体的には以下のようなことに気をつけてみましょう。

・気になったことは質問する(些細なことでも、そこからまた会話が広
 がるきっかけに)
・相手の話に先入観をもたない(“きっとこんなオチなんだろう”と思い
 ながら聞いていると、なげやりな気分で聞いている様子が相手にも伝 わります)
・話の要所、要所でアイコンタクトを忘れない

参考記事
(海外サイト)9 Tips to Develop Listening Skills

2013.07.23

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。