“さみしい”という気持ちと上手に向き合う方法

2013.06.06

  • Twitterでシェア
  • f Facebookでシェア
  • B!はてなブックマーク

どんな人でも時々無性に“さみしい!”という思いを感じたことがきっとあるはず。でも、そのこと自体は人としてごく当たり前なことだといいます。でも今の時代、スマホやSNSのおかげで誰とでも簡単に繋がることができるようになりました。
FBなどに写真や近況を頻繁にアップし、“毎日こんなに充実している自分”をアピールするのが日常になっていると、さみしくて孤独感に陥っているときの姿はけっして他人に見せたいとは思わないでしょう。


おかげで、さみしいという感情を認めることは、なにか自分に欠陥があるように思え、その気持ちに蓋をしてしまう人が多くなっているという心理分析もあります。でもそうやってさみしさを誤魔化したり、隠していると、孤独感はますます深くなっていくという悪循環に陥ってしまうこともあるのです。

自分の気持ちを素直に吐き出す

オーストラリアで心理カウンセリングを行っているカウンセラーは、以下のようにコメントしています。
『孤独感を覚えること自体は、鬱病のような精神的疾患ではけっしてありません。性差、年齢、人種、経済力に関わらず、いつでも孤独感に襲われることは誰にでも起こるし、”ノーマル“なことです。
ただし鬱を引き起こす原因になることはありえるので、そんなときはとにかく、誰か信頼できる人に自分の気持ちを素直に吐露して、心に溜まったさみしさを吐き出してしまうことが大切。これが孤独感から抜け出すことに繋がっていきます』

“さびしい”と感じることは、みんな同じ

“さびしい”と感じることは、恥ずかしいことでもなんでもありません。あなたの周りの人だって一見普通に暮らしているように見えても、じつは大きな孤独感やさみしさを抱えているのかもしれません。
自分の気持ちを無視せず、素直に向き合って人と話してみませんか?
“こんな気持ちを抱えているのは自分だけじゃないんだ”ということがきっとわかり、孤独感を上手におさめることが出来るようになるはずです。

2013.06.06

  • Twitterでシェア
  • f Facebookでシェア
  • B!はてなブックマーク

記事を書いたのはこの人

Avatar photo

Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。