将来困らないためにも・・・。上手にお金と付き合っていくための心得
お金さえあれば幸せ、というわけではありませんが、安心して暮らしていくためにもやはり経済力は欠かせません。そのためにはやはり20代のうちから計画性を持って、お金と向き合っていくことが大切です。“そのうち結婚して、旦那の給料で…、”なんて安易に考えないで、きちんと自分の経済力をつけて伸ばしていくことを考えましょう。そのためのヒントをまとめてみました。
心得その1:借金体質にならない
“収入以上の、出費をしない”、これがゴールデンルール。クレジットカードやデビットカードなどのおかげで、簡単に高いモノを買うことができる世の中ですが、やはり身の丈にあった経済感覚でいないと、あっという間に借金体質となってしまいます。浪費はいったんクセになると、直すのが大変なので気をつけましょう。
心得その2:とにかく貯金、貯金、貯金
収入がある人は、そのうちの何割かを必ず貯金に回す習慣をつけましょう。お給料からそのまま定期積み立て預金にまわすのも手ですし、臨時収入は手をつけずで貯金にまわすくらいの気持ちを持ちましょう。毎回わずかな金額でも20代からはじめていけば、ゆくゆくはそれなりの資金となります。あせらず地道に貯めていきましょう、貯金はいざというとき大きな味方となってくれるはずです。
心得その3:30代になったら“資産”のためにリスクをとることを恐れない
20代はとにかくお金を貯めることにフォーカスし、30代になったら“資産”を持つことを視野に入れて。もっとも一般的なのはやはり不動産です。たしかにローンをもつことには大きな決断ですが、それがやがて自分の資産となり、価値を生み出していくのであれば長期的にみればやはり有利なことです。
また不動産とまではいかなくても、株や投信に挑戦し、“お金を積極的に運用する”ことを考えてもよいでしょう。ただし、自分が負えるリスクの限度をしっかりと自覚し、後悔のない選択を自分の意思で決めることが求められます。おいしい話にばかりつられないで、現実をシビアにみつめる冷静さを失わないで投資をしましょう。
心得その4:“賢く買う”術を身につける
ちょっと値の張るものは、かならず価格比較サイトなどで底値をチェック。同じものなのにより高い値段で買う必要はまったくありません。また、PCなどは待てば待つほど、高機能なものがより安い値段に下がっていくのでじっくり時期を待って買いたいもの。
水準は人それぞれでも、自分なりの“この値段なら納得”という基準をもってお買い物に臨む意識があると、ムダな出費もかなり防げます。ネットショップやリサイクルショップを味方につけ、賢く買う術を身につけましょう。