着物美人に学ぶ美しさの秘訣は「心のゆとり」と「見られる意識」
着物の女性ってどのように目に映っていますか?着る人が少なってきてしまっているものの、着物の女性や着物自体に対する憧れの声を良く聞きます。「着物の女性は目で追ってしまう(32歳営業)」、「上品で見とれてしまう(19歳学生)」、「妻の着物姿は5割増しくらいに見える(30歳教師)」など男性からみても好印象です。
着物の女性ってなぜ綺麗に見えるのでしょう?今回は洋服でもできる、着物美人の秘訣について探ってみました!
心のゆとりが美人をつくる
独特の間合いが感じられるのが一つの魅力ですよね。着物は洋服よりも歩幅が狭く、全身の動きも制限されます。そんな中でもぎこちなさを感じさせない美しさに皆惹かれるんですよね。
実はあの美しさは、時間や心にゆとりを持つようにしているから生まれるものなのです。洋服でも同じ!ゆとりを持てる人は上品に見えるんです。
着物なら綺麗なはずだ、と思われますか?ではとてもきれいな女性がイライラしている姿に美しさを感じられるでしょうか?それと同じです。バタバタせわしなく着付けをして髪を整えてお出かけしても、心が落ち着いていないとせっかくの上品さが欠けてしまいます。
朝はギリギリまで寝て急いで準備して15分で出社!なんて毎日ではなく、コーヒーをゆっくり飲みながら新聞を読めるくらいの余裕が持てると良いのかもしれませんね。
ちなみに舞妓さんは急いでいても焦りを見せてはいけない!と教えられているほどなんですよ!
見られる意識が美しくさせる!
着物で外に出ると、良くも悪くも注目を集めます。すると着ることに慣れてきた人は、傍から見てキレイに見えるような動きをしようと気を付けるようになるんです。
せっかく見られるのであれば、きれいに映りたいですもの!!
実はこの意識がとても大事!どうやったら美しく見えるかな?ときれいな人の動きを真似てみたり、マナーを調べてみたりしちゃうんですよね。そうすると次第に仕草のバリエーションが生まれてくる。何をしていても自然に見えるようになるのです。これも着物でなくても同じですよね。
想像してみてください!
企業の受付の女性、仕事のできる営業マンの身だしなみや仕草。隅々まで整えられていますよね!美しさは意識することで作ることができるものなのです。
着物を着ている人の美しさって特別!と思われがちですが、その秘訣は洋服でも着物でも同じなんですね!
ただ着物だとそれだけで目をひくから、より際立つといったところでしょうか。
これからの季節浴衣でお祭りやデートに行くこともあると思うので、ゆとりと意識も忘れずに持って行きたいですね!