トップ心理学者のアドバイス!女子が20代ですべきこととは??
“美魔女”という言葉が象徴するように、美しくきれいで年齢不詳な女性たちが増えています。年齢が上がってもきれいなのは素晴らしいことですが、こうした現象からそれなりの年齢になっても“自分はまだまだ若い、イケる”と考えるようになる女性も多いようです。
そこで雑誌等には“30歳は新しいハタチです!”、“今の40代は(若さとしては)30代になれます”みたいなフレーズを見かけるようになりました。これはまだまだ、“若さ=女としての絶対価値”という心理が根強いことの表れのように受け取れます。
こうした考えに染まっていると、“20代はまだまだモラトリアムで自由に生きれて、30代になってもその延長みたいな感じでいける”というように思えてくるかもしれません。
でもアメリカのトップ心理学者は、「20代のときこそ、自分がどんな人になりたいのか真剣に考え、自分の内面を掘り下げてほしい時期。結婚も自分にとってどんな人がベストなのかよく見極めてみて」とアドバイスしています。
なぜ20代ってとても大事な時期なのでしょう??
キャリア
仕事を始めて最初の10年間のキャリアは、その後のキャリア人生や収入に多大な影響を与える。ここでしっかり方向性を決めて働くライフスタイルを築くかどうかで、その後の人生が大いに変わります。
性格
20代ではまだまだいろいろなことに影響を受け、ほかの時期に比べ性格も大きく変わりやすい。
脳のはたらき
人の脳は20代に最後の成長期を迎え、大人として生きていくために大きく書き換えられる。
つまり20代は人としてまだまだ成長・変革できるとても大事な時期なので、このときこそ“なりたい自分”や将来のビジョンをより具体的に描き、行動に移すベストタイミングだというのです。
そして女性としてはやはり気になる結婚。これも目下彼氏募集中の人も、どんな人と将来家庭を作っていきたいか、どんな相手と自分はうまく家庭を築いていけるか、ということをよーく考えたい時期です。
ただ漠然と結婚したいと考えていたり、子どもが欲しいと思っているだけよりも、それに向けて今自分ができることを探してどんどん行動に移しましょう。(結婚相手を探すのに、友だちに紹介してもらったり、友だちや家族の子どもをベビーシッターして子育てに実際触れてみるのもいい体験になります)
ちなみに、あの『セックス・アンド・ザ・シティ』の原作者、キャンディス・ブシュネルが雑誌ELLEのインタビューのなかで“一番の恋愛アドバイスがあるとしたらなんですか?”という問いに、“男の心配をする前に、キャリアを伸ばすためにもっと時間を費やすべき!”と答えていました。これも20代の悩める女子にぜひ心に留めておいてほしいアドバイス。
“恋愛に縁がない、イイ男との出会いがない”と嘆く前に、今自分が打ち込めるものにフォーカスしてみることが、将来“運命の人”を引き寄せる一番の近道なのかも知れません。