仕事や恋愛で!「安定」より「変化」をとるべきケースのチェックシート

2013.06.02

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元々人間は、変化を恐れる生き物。安定を捨てて変化をとるのは、「恐いし、労力も使うし、結果は分からないし、傷つきたくないし、面倒だし、周囲の反対も買うし、安定するのが大人だし…止めよう!」と思う人が、99%でしょう。

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しかし変化が正解とは限らないと同じく、安定が正解とも限りません。筆者自身も上記のように悩み、安定を選んでいました。結局外部からの決定的な出来事により変化が起き、「時間がもったいなかった、もっと早く変化すれば良かった」と今では思います。
同じような後悔はしてほしくないという思いから、安定より変化をとるべきケースのチェックシートを作りました。

心のSOSチェックシート

「他にやりたいことがある」と思いつつ、何かと理由を集めて安定を選ぶ人は多いです。けれど、以下のようになっていませんか?もしくは、友達から指摘されたことがありませんか?

仕事や恋愛に対して

・他人任せ、責任転嫁しがち
・犯人探しで終わり、問題の改善に目を向けない
・心を入れずにこなすだけで、空洞化している
・自分発信がない(自ら良くしよう、勉強しよう、発案しようという気がない)

体と心

・笑顔が減った、表情が暗い
・自分らしくない
・嫉妬や愚痴が多い
・体調不良が増えた
・肌荒れ、便秘、肩こりが増えた
・三大欲求が減った(食欲不振、不眠、性欲減退)
・五感が鈍った(以前より美味しく食べられないなど)
・思考に「でも」「できない」が多い

他人に対して

・他人のアドバイスを聞き入れられない
・他人の幸せを喜べない

脳にごまかされないで!「心のSOSサイン」とは?

「心と脳」なら、「脳の方が理性的で信じるべき、心は我慢すべき」と思う大人が多いでしょう。しかし“脳は心をごまかす”という特徴があります。「今の状態に違和感を覚える」と心で感じても、「大人は安定を選ぶべき」「現状で満足すべき」と脳がごまかしていくのです。
ところが結局心に限界がきて、チェックシートのようなSOSサインを出るもの。このようなサインが出始めると、あとは「心や体を壊す」という結果が待っているだけ。
そう、これは「脳でなく心を重視して」と全身が訴えているサインとも言えます。心で感じる「自分のやりたいこと、好きなこと、自分らしくいられるもの」を選択して生きないと、人は心と体、脳までを壊してしまうのですね。意外ですが、「心にそえば、体も脳もしっかりする」もの。重視すべきは心なのです。

社会で大人として仕事をしていると、なかなか受け入れ難い内容かもしれません。ですが心と反対の行動をしていると、チェックシートのようになり心と体を疲れさせてしまうのも事実です。「脳のいう安定」でなく、「心の通りの安定や変化」を求めましょう。

2013.06.02

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記事を書いたのはこの人

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Written by 宮野茉莉子

84年生まれの哲学ライター。東京女子大学哲学科卒業。野村證券を退職後、2011年よりライターへ。主に生き方や働き方について、哲学を交えた本質を探る記事を執筆。他、子育て、夫婦、FPとしてマネーなど、6媒体で執筆中。愛雑誌は『PRESIDENT』。現在一男児子育て中。 Facebook→https://www.facebook.com/miyano0928 blog→http://blog.livedoor.jp/miyano0928/