書家に聞いてみました!?美文字を書く心得!
最近話題の美文字!みなさんは自分の書く文字に自信はありますか?
きれいな文字が書ける人って、それだけで好印象ですよね。
美文字女子になるべく、今回は書家の鈴木猛利先生にきれいな文字を書く心得について聞いてみました!
ズバリどうやったら美文字が書けるのでしょう?
基本的なことから挙げるとすれば、姿勢を良くしてペンの持ち方を正しくすること。そしてもう1つ。心や身の回りを整えることが大事です。
関係ないと思われるかもしれませんが、心が乱れると部屋も乱れるとよく聞きますよね、逆も然りです。そしてその心の乱れが文字に出てしまう。身の回りを整えて背筋を伸ばしペンを正しく持てば、まっすぐにゆがみなく整った文字が書けるはず。
でもそれ以上に、まずは書いて自分の文字を見てみることが大切です。
簡単に実践できることはありますか?
本や新聞を見てもらえるとわかるのですが、文章の7、8割は平仮名で構成されています。漢字は数えられないくらい沢山ありますが、平仮名は50音だけ。それだけを習得するだけでもだいぶ変わると思います!
あとはきれいな文字を見ることもオススメです。音楽や運動ってうまい人がやるのを見て、そのイメージに近づこうとすれば上達しますよね!
もっと直ぐにできることとすれば・・・2つ!
・平仮名は漢字より少しだけ小さめに書くようにする
・はねる、はらう、止めるをしっかり書くようにする
これだけでも見栄えが良くなるハズです。
技術よりも何よりも気持ちが大事
パソコンやスマートフォンばかりの毎日で、手書きの手紙や葉書を送る機会が少なくなっている人は多いと思います。そんなIT化の今、あえて手書きを選んだ時は理由があるはずです。
お礼だったりお詫びだったり、相手が存在しますよね。きれいに書こう!と思うのではなく相手を思うこと、相手に読んでもらおうと思う気持ちが大切です。たとえば相手がご年配の方の場合、少し文字を大きめに書こうと気を付けるだけでも、読む人からしたら嬉しいですよね!
綺麗だけど機械的な文字より、丁寧で思いの込められた文字のほうが読み手には美しい文字と伝わると思いますよ。
大人になって文字をきれいに書きたい!と思う時は、相手が存在する場面が多いのでテクニックよりまず気持ちが大事と伺いドキッとしました。猛利先生の教室には最近男性の方も増えてきているそうですが、オトナ女子としては男の人には負けられないですね。
▽ 最後に!お話を伺った猛利先生はこんな方!
■ 鈴木猛利先生
■ 日本書文化連盟理事
■ 墨蛙会主催
▽ 公式HP
四谷の教室では体験レッスンも実施中。
23時まで開いているのは嬉しいですね!