簡単なのに、ちょっと特別にみえる、おもてなしのコツ 5つ

すっかり人気が定着した感のある、自宅で集まっての食事や飲み会。気軽な持ち寄り料理でも十分に楽しめますが、ちょっとしたコツを覚えておくと、お祝いごとなど少し特別な場面でも気負わずに素敵なセッティングができるようになります。家で人をもてなすことが多いパリ暮らしで学んだ、簡単なおもてなしのコツを5つご紹介します。

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1、話題になる料理を一品だけ用意

すべての料理が完璧である必要はありません。話題になる料理が1つあればOKです。「インド旅行で買ったスパイスを使ったカレー」、「農家直送の新鮮野菜をたっぷり使ったサラダ」など、自信のあるメニューに簡単な説明を添えてふるまいましょう。その日の料理は共通の話題にもなるので、会話もはずみやすくなります。

2、カラフルな鍋やペーパーアイテムを使う

一人暮らしの場合、人が集まる時の食器をどうそろえるかは悩みどころ。白い紙皿や紙コップも機能的で良いですが、彩りを考えて選ぶと食卓が華やぎます。料理をそのまま出せるスタイリッシュな鍋や、花柄の紙ナプキンなどを取り入れると楽しい雰囲気になります。

3、スナックで変化をつける

集まった順にゆっくりと飲み始める時は、最初にクラッカーやナッツでボリューム感を演出しましょう。グリッシーニで高さを出す、クラッカーにチーズやハムを添えて大皿に広げるなど、見せ方次第ではスナックが立派なオードブルになります。時間がない時は、コンビニや駅ナカのお店で売っている輸入物のおつまみやお菓子を使うと便利です。

4、参加者が自分で作る料理を出す

もてなす側が料理や準備に追われていると、招かれた側も落ち着かないものです。楽しい時間を共有できるように、食べる人が自分で完成させる料理を出すのも一案です。手巻き寿司や具材を選んで乗せるオープンサンドなど、材料を切って並べるだけの料理も加えてみましょう。

5、間接照明や花など小物を活用する

料理とカトラリーの準備が済んで、もう少し余裕があったら、最後に照明や花のアレンジを考えます。座った時の目線の高さにグラスに入れた花を置いたり、蛍光灯のかわりに間接照明を使ったりすると、部屋全体に雰囲気が出ます。彼と二人で過ごす記念日にも役立つコツです。

すべて同時に実践するのは難しくても、1つか2つ取り入れるだけで、手軽におもてなし感をアップさせることができます。無理なくできるものから試して、もてなし上手を目指しましょう。

2013.04.14

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記事を書いたのはこの人

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Written by 吉戸 三貴(よしど みき)

コミュニケーションスタイリスト。パリ留学、美ら海水族館広報、PRプランナーなどを経て、表参道で起業。ブランドPRや女性の悩み相談など、様々なコミュニケーションの課題解決をサポートしている。得意分野は、コミュニケーション(恋愛・仕事)、働く女性、ライフスタイル、仕事術など。 著書 『心に残る人になる たった1つの工夫「ありがとう」の手書き習慣』