過去の後悔が断ち切れない人への3つの処方箋
過去の後悔がいつまでも断ち切れない、と悩んでいませんか?失敗した自分を悔んだり、うまくいっていたらどうなっていたのかを妄想したり。そうしているうちに、いくらでも時間が経ってしまうのですよね。過去の後悔を断ち切りたい、そう思う人への処方箋をご紹介します。
もしかしたらはない、と悟る
もしかしたらうまくいっていたかもしれない…この妄想は、すればするほど尽きません。
こう考えてしまう人に知っておいてほしいのは、“もしかしたらはあり得ない”ということ。失敗したその瞬間、あなたはもっとうまくやる余力を持っていたかもしれません。けれども、その日その場所でその行動をとったことが、その時のあなたの1番の答えであり、唯一の現実なのです。その行動以外は、実際は全て無なんですね。
人は、その時の自分にできる選択をいつもしているもの。うまくできなかった自分も、自分なんです。1つだけ手に入れた「次は失敗しない」という財産を、大切にしましょう。
今の自分を大切にしよう
過去のことを考えている時、あなたの心は過去に行っています。けれども、きちんと“今”という時間は存在していますよね。過去を思うということは、今をないがしろにしている、大切にしていないということなのです。
現在アラサーの筆者はよく、「時間のある大学生時代にもっと色んなことをすれば良かった」と後悔します。しかしもし自分がアラフォーになったら、「過去を悔いてばかりいないで、今を楽しめばよかった」と思うだろうと予測できます。
いつでも人生で1番若いのは、“今”という時間。自分の為にも、今を大切にしてあげましょう。
無駄な時間を思う
筆者もけっこう引きずるタイプ。しかしある日ふと、「過去を後悔している時間を、仕事のことを考えたり、勉強したらどれだけ生産的だろう?」と気付いたことがあります。
過去の経験を反省するまでなら良いのですが、何度も後悔したり、妄想するのははっきり言って無駄。しかも考えれば考えるほど、“考えてしまう癖”がついて1日中妄想するなんて事態になることも。
考えている自分に気付き、その時間を他のことに費やしましょう。他のことを考えれば考えるほど、次第に忘れることができます。
いかがでしょうか? 風が石をすり減らすように非常に時間のかかることですが、後悔するたびにこれらのことを思い出してくださいね。