「幸せってなんだっけ…」自分にとっての”幸せ”をハッキリさせることで人生が変わる!

2013.02.16

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「幸せになりたいなぁ…」そんな呟きが巷で、ネットで、女子会で、至る場所であふれています。いいですね、幸せ。心の底から湧き上がるような幸福感に溺れる生活がしたいものです。しかし不思議なことにこんなにまで望んでいる幸せでさえ「どんなふうに幸せになりたいの?」と聞かれたら多くの人が具体的には答えられないのです。



もちろん、ある日突然お金持ちのイケメンが現れて求婚されるだとか、宝くじで2億円が当たるだとか、そんなことを想像して「幸せになりたい…」と言っているわけではないはず。ただ、もっとこう、今より、もっと…そうです。「もっと今より良くなりたい」というのが本当のところなのではないでしょうか?現状に満足いかなくなってきた、なんだか物足りない…その満たされない思いが「幸せになりたい」というつぶやきに現れているのです。
さて「もっと」どうなりたいのでしょうか?痩せたい?素敵な恋がしたい?認められたい?自分の気持ちなのによくわからない?一度、自分のなかに眠る欲望と真剣に向き合ってみましょう。

3年後、5年後、10年後…自分はどうなっていたい?

「10年前に戻れるとしたらどうする?」と尋ねられて「今の自分に満足しているから何もしない!」なんて言い切れればカッコいいですね。けれど人間そう簡単には言い切れません。
「あのときから英語の勉強をしていれば今頃は…」「あのとき他の道を選択してればきっともっと…」10年というスパンで考えると、できることや成長する要素を十二分に感じるのです。ところがついつい目の前の日常に忙殺され、気づいたら時間ばかりが経っている。「時間がないから」ではありません。1日5分でもひねり出して英単語の1つでも覚えれば1年間で365語は覚えられるのです。
「自分が甘えていて怠けものだからできなんだ・・・」と落ち込むのは早いです。なぜたった5分をひねり出すことができないのかというと、「目標」が曖昧で、明確に見えていないからなのです。今この5分の目的がどこに繋がっているのかわからないと、行動する気持ちがなくなってしまい、ラクな方向に流れるのは自然なこと。逆に言うと明確に目標を立てれば、自分が変わっているのを実感し充実感を味わえます。
さて、10年とまでは言わずとも、あなたは3ヶ月後、今より「もっと」どうなっていたいですか?

毎日を充実させる!"自分磨きノート"の作り方

「3ヶ月後、もっとどうなりたい?」と聞かれても、案外わからないものです。「理想の自分」とかわからないし、未来なんて考えたこともない。まあ、そこまで不幸でもない状態の今がこんなふうに続いていくんだろうなぁ。と思っているのなら、おそらくそのまま何も変わらずにその通りになっているはずです。「いや、このままの自分だったらちょっと…」とブレーキがかかっている人は「自分磨きノート」を作ることをオススメします。用意するものは、真新しいノート一冊とスケジュール帳だけ。

① 1ページめに自分の欲望を書いてください。(ex.人から好かれたい、良い人になりたい)

② 次に、①で書いたことに"どうやったらなれる?"と問いかけてみて、その答えをひつとずつ書きだします。(ex.人の話しをよく聞く、思いやりを持つ)

③ さらに②で書いたことに"そのためにはどうしたら良いか"を問いかけます。(ex.気持ちの良いリアクションを心がけよう、メールの返信はその日のうちに返そう)。些細なことがたくさん出てくるはずです。

④ ③で出てきたこまごまとした目標を一枚ずつ付箋に書きます。

⑤ スケジュール帳を取り出して一週間ごとに付箋を一枚一枚貼り、意識する1週間にしましょう。(ex「今週は足を組まない!」「靴を揃える!」「脱いだパジャマをたたむ!」)

⑥ 自分磨きノートに「一か月ページ」「二カ月ページ」「達成ページ」を作ってください。⑤で達成できたものは「一か月ページ」に移動させます。一か月間継続できたら、「二カ月ページ」そして三カ月継続することができる頃には、それはもう目標ではなく「習慣」になっているはずです。

そのうち「こうなりたいなぁ…」という自分の内側からの欲望に自然に気づけるようになります。そのたびに付箋に書き込み、小さな目標をつくって自分磨きノートにリストアップしてきましょう。

今できる目の前のことを全力で取り組む

「早く彼氏がほしい…」と言いつつ、恋人ができる準備が整っていない人は大勢います。ストッキングにくるまれた足ににすね毛があったり、枝毛だらけだったり、バッグのなかが整頓されていない恥ずかしい状態では、準備ができているとは言えません。「彼氏ができたらやるもん…!」では、今の自分と同じような気に入らない相手しかやってこないのです。
今できること、部屋の掃除をすることや、目の前にいる相手に笑顔で接すること、それを積み重ねることで、習慣が「当たり前」に変わり、3年後、5年後の自分は今よりも「もっと」素敵な人に囲まれて幸せになっているはず。自分を満足させられるのも、素敵にさせられるのも"待ちわびている誰か"ではなく自分だけなのです。

2013.02.16

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Written by 小林リズム

91年生まれのライター/コラムニスト。 IT系メディアの広告や編集者を経てフリーライターに転身。 育児系インフルエンサーとして「ゆるい育児」に関する話題を発信中。 コラムでは婚活・ママ・子育てのジャンルをメインに執筆。 ブログ:http://kobayashike.com/ インスタグラム:https://www.instagram.com/kobayashirizumu/ note:https://note.mu/uchidareiko