ファーストレディー、ミッシェル・オバマから私たちが学べること
“ファーストレディー”と呼ばれるだけあって、アメリカの大統領夫人は“格別な女”として一種憧れと尊敬の視線を一身に集める存在です。オバマ大統領夫人、ミッシェル・オバマはそのなかでも特に目立つ女性。才色兼備なだけでなく、その抜群のファッションセンスでも世の女性たちから支持されているまさに全方位的リーダーといえます。
そんな超一流のミッシェル・オバマから、わたしたちが学べることとは何でしょうか?
どんなに偉くなっても“近づきやすい人”でいる。
アメリカ大統領夫人ともなれば、多くの人からちやほやされ、お高くとまってしまうのも無理はありません。でもミッシェル・オバマはファーストレディーとなってからも積極的にいろいろな人と交わろうとするフレンドリーさが最大の魅力。
女性レスラーにお姫さま抱っこされて記念写真を撮るなどその気さくな態度が多くの人を惹きつけているのです。誰に対してもオープンな優しさ、私たちもぜひ身につけたいものだと思います。
自分への批判や攻撃にむきになって反撃しない。
ファーストレディーとは注目度も高いだけに、さまざまな分野から批判や攻撃されることもあります。ときには根も葉もない噂を立てられることも。事実ミッシェル・オバマに対しても、彼女のことを典型的な悪妻として描いた暴露本めいたものが出版されたことがありました。しかし彼女はむきになって反撃したりせず、自分の仕事に専念し事態は収束。誰もこの本を大きく取り上げることはありませんでした。下手に挑発に乗らない、というスマートさはお見事というべき。
将来の夫のポテンシャルを見極める。
オバマ大統領とミッシェルが出会いは、当時のミッシェルの勤め先にオバマがインターン(研修生)として入ってきたこと。デートのとき彼の車は相当ボロいものだったそうです。そんな彼が将来黒人初のアメリカ大統領になるなんて誰も想像つかなかったことでしょう。でもミッシェルは、年齢、収入といった表面的なことに捉われず彼の本質をきちんとみつめていました。表向きの条件にとらわれず、男性のポテンシャルを見抜く能力、そしてその彼を献身的に応援する懐の深さ、これこそ彼女の真価です。
自分自身のキャリアをもつ。
ミッシェルはオバマと出会う前からすでに優れた弁護士として活躍していました。彼女にとって、妻・母という役割のほかに社会に出て力を発揮するということも大きな意味をもつことだったのです。“夫あっての自分”ではなく、自分ひとりでも十分能力を発揮できるキャリアを持っているというのは女としてもさらに自信と磨きをかけてくれます。
参考記事:7 Life Lessons We've Learned From Michelle Obama