なかなかやりたいことが見つからないなら「人」の中にやりがいを見出すタイプかも

2013.01.26

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「いろいろ試してみるけれど、やりたいことや夢が見つからない」と悩んでいる人は結構多くいます。「やりたいこと」というと、明確な職業や趣味を指しがちですよね。けれども中には、明確なものが当てはまるとは限らないタイプの人も。
特に以下のような項目が当てはまる人は、「物」ではなく、「人」の中にやりがいが見つかりやすいタイプなのです。


  • どちらかというと友達は多い方
  • 集団行動やコミュニケーションは得意、もしくは苦手ではない
  • 自由にしてと言われるより、ある程度決まりのある方が落ち着く
  • 素直と言われる
  • 人の意見に影響されやすい
  • 今まで特にコレといった趣味はなかった
  • 運動は「競技」よりも「皆でする」ことに楽しみを感じる

いかがでしょうか?当てはまる項目が多いほど、あなたは「人」の中にやりがいを見つけるタイプと言えます。

「人」の中にやりがいって?

「人」 の中にやりがいを見出す人は、特にコレといった好きな物を持ちません。例えば、「家具が好きだからインテリアコーディネーター」「音楽が好きだからDJ」 というような、物に対する職業や趣味の選び方はしないタイプ。それよりは「人が好きだから接客か営業。業種は何でもオッケー」「○○ちゃんとやるのが楽しいからDJ」というように、「人との関わり」が物事を始める動機に繋がりやすいのです。
一方で、この選び方だと一見「やりたいことが見つからない」と、自分でも思いがちに。しかしそんなことはないんですよ。「人との関わり」から始めるものも、立派な「やりたいことや夢」なのです。まずは「自分は人の中にやりがいを見出すタイプだ」と自覚することが大切です。

「WIN-WINの関係」で人との関わりをやりがいに

自分は「人」の中にやりがいを見出すタイプだと自覚したら、「人との関わり」を意識的にやりがいにしてみましょう。
仕事で言えば「顧客、チーム、会社の仲間」、プライベートなら「彼氏、友達、家族」ですね。そもそもこのタイプの人はコミュケーションが得意なので、普段から周囲との関係は良好なはず。大切なのは、お互いが「WIN-WINの関係」になることです。

仕事で言えば、まずは「チームに所属するという点を最大限に活かす」こと。例えば1番結果を出す人の方法を真似たり、アイディアを出し合って参考にし、自分の仕事力をあげる。それだけでなく、逆に「あなたがいることでチームを活性化」させて。例えばチームのリーダーでも、指南役でも、ムードメーカーでも構い ません。あなたがいることでチームがより活きればOKです。

言うのは簡単ですが、行うのは難しいこと。けれども人の中で「WIN-WINの関係」を築ければ、あなたにとっては大きなやりがいや喜びに繋がります。そしてこれこそがあなたの「やりたいこと」になるのです。自分に照らし合わせて、考えてみて下さいね。

2013.01.26

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記事を書いたのはこの人

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Written by 宮野茉莉子

84年生まれの哲学ライター。東京女子大学哲学科卒業。野村證券を退職後、2011年よりライターへ。主に生き方や働き方について、哲学を交えた本質を探る記事を執筆。他、子育て、夫婦、FPとしてマネーなど、6媒体で執筆中。愛雑誌は『PRESIDENT』。現在一男児子育て中。 Facebook→https://www.facebook.com/miyano0928 blog→http://blog.livedoor.jp/miyano0928/