確実に身に付けておきたい女子のたしなみ講座 ~テーブルマナー編~
皆様ご機嫌いかがですか。井上こんです。今回は、少しかしこまったレストランでのテーブルマナーにおいて、コレだけ気をつけておけば大丈夫!なポイントをご紹介してまいりたいと思います。
「気楽に食事できるところの方が好き」という方も多いかと思いますが、人生には様々なシーンがあるもの。ビジネスの場であったり、プライベートではカレのご両親とだったり、はたまた友人の結婚式などでも、テーブルマナーが試される場面は避けては通れません。イタリアンで言えばカジュアルなトラットリアよりもワンランク上のリストランテ。そんなお店を目安としています。
① ナイフフォークが並んでいる場合は外側から一対ずつセットで使う。
外側から使う事をご存知の方は多いですよね。更に言うと、スープ以外はほとんどセットで頂く事になっています。ただ、もしフォークだけで頂いてしまい、途中で数が合わない事に気付いた場合。そのまま素知らぬ顔でいても良いですし、一本だけ使わないものが余っているのは見苦しい、と思われたらウェイターに下げてもらうのもアリです。
② 片手をテーブルの下に垂らすのはNG!
元々「武器など持っていません」という意味で両手は必ずテーブル上に、とされてきました。もちろん現在ではそんな意思表示は必要ありませんが、正式なマナーとして定められている以上やはり押さえておきましょう。利き手だけで食べている姿、傍から見るとちょっと間が抜けた感じですしね。使わない方の手はそっとお皿に添えるのがベストです。
③ ステーキなどのお肉類を一気にカットするのはNG!
「どうせなら一気に切っちゃった方が楽じゃない!」。まぁそう言わずに。一口分カットし、それを頂いてからまたカット。一気に切ってしまうと、せっかくのお肉が冷えてしまいますし、見た目にも美しくありません。
④ ライスはフォークの腹に乗せる。
フォークの背に乗せて頂くのが得意な方でも、ここは注意してくださいね。ライスはフォークの腹ですくって頂くものです。
⑤ スパゲッティにスプーンはNG!
スパゲッティにスプーンを使うのはアメリカ式とも言われており、正式なものではないようです。最近だと、イタリアでこうやって食べている人を見かけた!という証言を聞く事もありますが、やはりそれなりのレストランではNGです。(スープの多いものはスプーンOKです。)本数を少なめにして、お皿のヘリに沿わせて巻くと食べやすいですよ。
また、最後の数本のスパゲッティをどうやっつけるかと申しますと。イタリアンレストランのオーナーに聞いたところ、フォークの背でギュッと潰しちゃうとのこと。な、なるほど。笑顔で食事しながらも手元はギュッ。