怒りや憎しみに捉われないで!嫌いな相手を許し、前に進むためのテクニック

2013.01.27

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誰かに裏切られたり、不当な扱いを受けた経験がある人なら誰しも、その相手を憎み、怒りを覚えたことがあることでしょう。しかしそんなカリカリした気持ちを抱いたままでは相手に対しても自分にとってもいいことはありません。
相手を許し、前に進む意欲を取り戻すのはこのストレス社会を生き抜く大きなスキルといえます。そのためのテクニックを身につけて、タフで打たれ強い人間になりましょう!


相手を許し、前に進むためのテクニックとは?

怒っていても状況は変わらない。

まず相手に対していつまでも怒りや憎しみの気持ちを抱き続けるのを止めましょう。そうした感情は状況をなにも変えません、むしろあなたの気持ちをどんどん蝕んでいきよけい相手を許すことができないという悪循環を生むだけです。まずは冷静になって、怒りや憎しみといった負の感情から自由になってください。

最高の復讐は、自分が幸せになること。

例えば、あなたを裏切った彼氏が現在幸せな結婚をしていると知ったらどうでしょう?余計イライラしませんか。でもあなたもその元彼よりもさらにずっと優しくて頼れる男性から愛されていたら、そんな過去の男のことなどどうでもよく思えるはず。感情を波立たされることもありません。
つまり、いやなことを経験したなら、それを忘れるくらい充実した幸せな生活を手に入れることが一番の“復讐”となるのです。どんなことであれ、過去は過去、現在の自分、生活にフォーカスすることが幸せに近づく第一歩です。

嫌な出来事を誰かのせいにしない。

ある状況下で誰かが悪意なく“あること”を行ったことが、怒りや憎しみの引き金となる、そんなことがよくあります。例えば、ある日突然上司から解雇を言い渡されたとします。あなたを解雇することは上司の判断や意志ではなかったとしても、理不尽な解雇を言い渡されたと感じて憎悪に近い感情を抱く、というケース。この場合、憎悪の対象となった上司は組織のなかで自分の仕事を果たしているだけで、その本人を恨んだり憎んだりしても事態はなにも変わらないでしょう。
多くの人がこのように“嫌な出来事”と“ある個人”を短縮的に結びつけて考え、怒り、妬み、憎悪といった負の感情に苛まれるという罠にはまっています。不運は誰にも不意に訪れるもの、それを特定の個人のせいにして相手を責めるのは不毛なだけと心得ましょう。

相手の“心からの謝罪”を受け入れ、ふたたびやり直す勇気をもつ。

時として、嫌なことがあった相手と完全に関係を絶つのが難しい場合もあります。そんな場合は、まず相手があなたの心を傷つけたことを自覚し、きちんと謝罪してもらいましょう。そこから始めてもう一度関係を修復することができます。“また裏切られるかもしれない”といった不安もあるかもしれませんが、その不安を克服する勇気をもちましょう。
とはいえ、同じことが2度起きないという保証はありません。次も同じようなことが起こったら、自分はどうなるか、自分を支えてくれる味方やサポートネットワークを考えておくことも大事です。

2013.01.27

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。