誰にも1つはあるはず。自分を守り過ぎて損していること

2012.12.27

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誰しも自分が1番可愛いもの。傷付きたくないし、普通かそれ以上でいたいし、できれば幸せになりたい。そういう思いを秘めて、日常生活を過ごしている人も多いでしょう。
でも自分を守り過ぎて、実は結果的に損してることって多いのです。それに早めに気付けば、今よりもっと自分の思い通りの人生が過ごせるようになりますよ。自己保身の裏側に隠れているのは、「傷付きたくない自分」。そんな自分と向き合ってみましょう。


「自分の見せ方」にこだわり過ぎたコミュニケーションに注意

コミュニケーションをとる時、どうしても自分のことを考えてしまいますよね。特に「自分の見せ方」にこわだわり過ぎる人に多く見られます。
例えば、自信がない人に多い「自分から話しかけるのは恥ずかしい」「こんなこと言ったら嫌われるかな」「当たり障りのない話でやめておこう」など。自分から心を閉じてしまい、本来は仲良く慣れる人との出会いのチャンスを失っている可能性も高いのです。相手に心を開いて欲しいなら、まずは自分から。ほんの少し心を広げるだけで、距離の近づく人は増えますよ。
また見栄っ張りさんに多い「損になることは言いたくない」「負けているように思われたくない」「幸せに見られたい」「きちんとした人に見られたい」。このような思いは、言葉尻に表れます。「ツンツンしている」「絡みにくい」「話していて疲れる」「本音を言いたくない」と思われ、自然と人を遠ざける要因にも。幸せの基準は、人それぞれ違います。競争しようとすると、本当の友達はできませんよ。いろんな価値観の人を認める心を持ちましょう。なかなか考えの変わらない人は、海外旅行で全く違った文化を経験してみるのもお勧めします。

「変化への恐怖心」に注意

実は人間は、変化を恐れるようにできています。少しの変化も嫌う修正を持つのだとか。あなたも生活において、自然と変化を避けていませんか?
例えば、「リスク高いからまだ転職はいいや」「今の彼に魅力は感じないけど、1から関係を築くのも大変だからいいや」「やりたいことはあるけど、まだ若いからいいや」「私に限って病気なんてないから、健康診断はいいや」など。先延ばしや成り行きに任せていることって、多くありませんか?
これは筆者も同じでした。けれども出産を経験したり、20代も残り2年という年になって、逆に「変化しないことへの恐怖心」を抱くように。年をとるたびに、人間は冒険をしなくなるもの。今できないことを、いつかやるわけありません。自由に動けるうちにやりたいことや、真面目に向き合うべきものに向き合った方が良いですよ。

まだまだ「守り」に入るのは早過ぎます!守りに入った途端、急激に老け込んでしまいますよ。若さを保つためにも、「自己保身をやめる」ことは大切です。

2012.12.27

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記事を書いたのはこの人

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Written by 宮野茉莉子

84年生まれの哲学ライター。東京女子大学哲学科卒業。野村證券を退職後、2011年よりライターへ。主に生き方や働き方について、哲学を交えた本質を探る記事を執筆。他、子育て、夫婦、FPとしてマネーなど、6媒体で執筆中。愛雑誌は『PRESIDENT』。現在一男児子育て中。 Facebook→https://www.facebook.com/miyano0928 blog→http://blog.livedoor.jp/miyano0928/