医師「奥さんは外で待っててね」産婦人科で撃退された夫の話vol.5

2023.12.09

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妊娠が分かっても、親になる覚悟ができていない、親になる自覚が足りない夫も中にはいるようです。ということで今回は、そんな夫が産婦人科で撃退され、改心したエピソードをご紹介します。


夫のプライドの高さを見抜いた医師

「妊娠が発覚しても、ヘビースモーカーの夫は一向に禁煙する気配がなく。そんなある日、夫が妊婦検診について来た。私の番がきて、ひと通り診察が終わって診察室を出ようとしたら、お医者さんに引きとめられた夫。『奥さんは外で待っててね』とのこと。
どうやらお医者さんは夫に、『喫煙による、お腹の子どもへの悪影響』について、資料を使って冷静に説明してくれていたらしい。それだけではなく、タバコの吸いすぎが夫自身の健康にも悪いことも伝えてくれていた。お医者さんは夫がプライドが高いことを見抜いていて、あえて夫ひとりの状態にすることで、ちゃんと話を聞くと思ったみたい。
で、私が何度お願いしても禁煙してくれなかったのに、お医者さんの話を聞いた夫はすぐに禁煙してくれて、しかも今まで全然やらなかった家事までしてくれるようになった!」(29歳女性)

▽ たしかに男の人って、感情に訴えるよりもロジカルに説明した方が、話を聞いてくれたりしますもんね。「お医者さん」という権威のある人に諭された、というのもあるかもしれませんが。家事までやってくれるようになったということは、禁煙をきっかけに父親になる自覚が芽生えたのかも? しれませんね。

2023.12.09

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記事を書いたのはこの人

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Written by ヨーコ

南の島生まれの迷えるアラフォーライター・編集者。好奇心旺盛で、やや多動気味&HSP気質。霊感はないけれど、優れた直感力には自信アリ。

azuma

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