なにがイクメンだー!「育児スポット参加」で満足するパパを撃退した話vol.2

2023.01.31

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「育児のスポット参加」という言葉をご存じですか? スポット参加というのは「一時的に参加する」という意味です。つまり「育児の一部分だけを参加する」というような意味合いになります。
スポット参加をしてイクメン気分に浸ってしまうパパさんは少なくないようです。チョロっと手を出したくらいで全部やった気になられてはたまったもんじゃないですよね。
本日はそんなパパさんたちを目覚めさせた勇敢なママたちのお話から1つ、「犬でもできる!」と激怒したエピソードをご紹介します。

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私がいないとできないなら意味ない

「旦那に子どもの保育園の送迎をお願いしたときのこと。私がつわりで動けなかったので、代わりに行ってもらったのですが、朝の体温測定を忘れ、連絡帳の記入もせずに登園し、お昼寝のお布団も忘れてしまう始末。出かける前に確認したのに。
結局私が行く羽目になりました。帰りも、保育士さんに渡された着替えをロクにチェックをせず持ち帰り、洋服が他の子のものだと発覚。状況を伝えると『なんだよ』とブツブツ文句を言うので『連れていくだけならラッキー(愛犬)でもできるんだよ! 結局、私がいないとできないなら意味ないの!』と激怒しました。
『子どもが困ることをしておきながら開き直るな!』と。それからはちゃんと指さし確認して出かけるようになりました」(3児のママ/30代/女性)

▽ スポット参加だと、全体の流れが乱れることもしばしば。「ここだけするけど、あとは知らない」は通りません。これからの出産に向けてよい機会になりましたね!

思っていても伝えられないことはたくさんありますよね。「せっかく手伝っているのに、なんだその言い方は!」と逆ギレされたり、機嫌を悪くされて子どもに八つ当たりされないように、喉の先まで出ている苦言を飲み込んでいるママさんは多くいらっしゃるでしょう。でも、そのままではストレスも不満もシンシンとつもる一方です。
スポット参加だけして悪いとは言いませんが「もっとこうしてほしい」と伝えることでよりスムーズな育児ができるようになるかもしれませんよ。勇気を出して伝えてみるのもアリなのかも。

2023.01.31

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記事を書いたのはこの人

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Written by 立羽あさぎ

広島の山奥にある大学を卒業後、上京。 着ぐるみのスーツアクター、俳優・声優として活動後、エステティシャンとなる。 現在は、都内で劇団『タカラサガシゲキ団』の代表として、脚本・演出家として活動中。 オフに楽しむ梅酒と枝豆が何よりの至福。 暴走系ひきこもり女です。ご贔屓にどうぞ。

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