そうきたか…! 子どもの「真理をついた言葉」にハッとした話vol.3
子どもは大人が思っているよりもずっと、よく考えて物事を見ているもの。まだ子どもだからといって侮れません。油断していると、親の痛いところを突いてきたり、ふとしたときに真理を言っていたりもするでしょう。しかしそれは親からすると、少々都合の悪いことも多いもの。
ここではそんな、痛いところを突かれた「子どもからの真実の言葉」から1つ、「大きくなったら何になりたい?」なるセリフに思わず自らを省みたエピソードをご紹介します。
「大きくなったら何になりたい?」
「幼稚園児の子どもによく“大きくなったら何になりたい?”って質問していて、そのたびにそのときのブームでお花屋さんとかケーキ屋さんとか、髪の毛を切る人って答えが返ってきていたんだけど、ある時期から逆に子どもに“ママは大きくなったら何になりたい?”って聞かれるようになった。逆に質問されるとすごく難しいものだなと焦った。将来って何も子どもにだけあるものじゃないんだよなって」(30代/公務員)
▽ 将来や未来があるのは子どもだけではありません。大人はつい子どもに大きくなったら何になりたいかを聞きたがりますが、大人だって聞かれたら意外と難しい質問なのです。
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