「おじいちゃん」じゃねーよ! 高齢パパのお悩みあるある
女性の高齢出産が珍しくも何ともない昨今。それにともない、パパになる男性の平均年齢も上がっている印象を受けます。実際芸能ニュースなどでも、「50歳の俳優・○さんの妻が妊娠」なんてニュースをよく見かけたりしますよね。
ですがやっぱり高齢ママと同様、高齢でパパになることって少なからず大変なことがあるようです……。
ということで今回は、以前に掲載した記事「おばあちゃん」じゃねーよ! 高齢ママのお悩みあるある4つ」の【パパ編】をご紹介! 絶賛高齢育児中のパパたちにリサーチし、「高齢パパのお悩みあるある」をまとめてみました。
高齢パパのお悩みあるある
子供が自立するまでにかかるお金が心配…
45歳のときに子供がうまれたとすると……子供が成人のとき自分は65歳。定年ギリギリでなんとかなるかな、でも大学に行く場合は卒業前に定年になってしまう……。そんな子供にかかる学費などのお金の心配も、高齢パパの大きな悩みの種です。
もちろん若いパパでもお金の心配はあります。しかしたとえば20代後半で子供ができたとしたら多くの場合、50歳前には子供が巣立っています。
老後の資金を貯める余裕はあるのか、そもそも老後って一体いつなんだろう……一生働き続けるのかな……なんて思いがよぎることも。
子供が大人になるまで健康でいられるか心配
高齢パパのお悩みの中でも深刻なのが、「健康問題」。
気持ちや見た目は若くても、実年齢はそれなりだと、やっぱりガタがくることってあります。子供を抱っこしたり高い高いしたときに腰をやられたり、子供と鬼ごっこをして息も絶え絶えになる、なんてことは日常茶飯事。
そもそも年齢を重ねるとどんな人だって、いろんな病気のリスクが増しますよね。ママも高齢だと、2人そろってゲッソリ……なんてことも。万が一に備えて、しっかり保険に入っておくのが賢明かも……。
「おじいちゃん」に見られることも…
高齢ママのお悩みにもあった「老け見え」問題。
男性は女性と比べ、見た目をメイクや服装でごまかしにくいもの。そのせいか、年齢をそれなりに重ねている場合は、周りに「おじいちゃん」と勘違いされることが多々あるようです。
高齢パパである筆者の知人も、「授業参観や運動会で『○くんのおうち、おじいちゃんが来ているよ』と、ご丁寧にもクラスメイトがウチの子に伝えてくれたらしくて、子供が悲しんでいた」と語ってくれました。でも何度もこういう経験をするうちに、悲しいというより苦笑してしまいそうですが……。
悩みじゃないけど…人生に張り合いが出る!
今までご紹介した中にはわりと深刻な内容もありましたが……もちろん高齢パパであることで、うれしいことだってあります。50代でパパになった筆者の知人男性によれば、「ずっと働き続けてもう少しで定年、生きがいとかも感じにくくなっていた頃に妻が妊娠。子供ができて人生に張り合いが出て、『この子のために頑張って生きよう! 働こう! 健康で長生きしよう』って思えたんだ。今が人生で一番充実している」と、いきいきとした表情で話してくれました。
人生100年時代とも言われる今。高齢でパパになり、毎日仕事に育児にと忙しく過ごし、病気になる暇もなく人生を終える……なんていうのもアリかもしれませんね。