「近くていいね」と言われるけど…じつは大変な“年子育児”あるある

2021.08.28

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「年が近いとラクでいいね」なんて言われることもある年子育児。たしかに、子ども同士の年齢が近いぶん、一緒に遊んでくれる時間も長く「親が遊ばなくてもいい」なんていう場合もあります。しかし、思っている以上に大変なこともあるようで……。
ここでは年子育児をしている人たちに、大変なあるある話を聞いてみました。


お昼寝時間がバラバラ

「お昼寝時間が入れ違いになるのが本当につらい。子どもたちは今0歳と1歳だからどちらもお昼寝必須なんだけど、0歳が寝ているときに1歳は起きていて、1歳がやっと寝たと思ったら0歳が起きて……。子どもたちがお昼寝している時間にリフレッシュ! っていうのが不可能なのが年子育児なんだなって知った」(30代/公務員)

▽ お昼寝の時間がバラバラのため、ちっとも体を休められないという声も。子どものお昼寝時間は、自分の時間がもてる貴重な時間。30分でもほしいものですが、それすら叶わないのは体力的にも精神的にもかなりハードです。

上の子に我慢させがちでつらい

「どうしても年子だと、上の子に小さいうちから我慢させがちになってしまって、それがつらい。できるだけ上の子を優先しようと思うんだけど、手のかかる下の子ばかり相手をしてしまったり……。でも、ほんの1歳しか変わらないのになって思いながらせつない気持ちになっている」(30代/インフルエンサー)

▽ たった1歳しか変わらないのに、上の子に我慢させがちになってしまうことも。下の子のほうが手もかかるので、気づくと我慢を強いてしまうこともあるそうです。

しょっちゅうケンカ

「1日中ケンカしている! どっちがどっちの物をとったとか、叩いたとか、歳が近いぶん力も対等で、毎日のようにケンカ。それもふたりそろって大泣きしているから、片時も休まらない。仲がいいときもあるけど、同じくらいケンカも多いよ。子どものケンカを仲裁しているうちに1日が終わってるって感じかなぁ」(30代/主婦)

▽ 仲がいいと思われる年子ですが、一緒に遊ぶのと同じくらいケンカも多いのです。子どもが泣いて、仲裁するというのを延々と繰り返すのはなかなか大変なものなのです。

おさがりができない

「年子で同性なんだけど、上の子が小さめで下の子が大きめだから服のサイズがほぼ同じ。同性だけど服のおさがりができないのがつらい……。上の子がサイズアウトした服は、すでに下の子もサイズアウトしかかっていて着れないことが多く……。2歳差ならおさがりできたのになぁって思う」(30代/IT)

▽ 体格の差がほとんどないので、無事にサイズアウトした服をおさがりにすることがなかなか難しいようです。

ふたり同時に抱っこ

「1歳と2歳の子どもたちはふたりともまだ甘えたい盛りで、片方を抱っこするともう片方も抱っこをせがんでくる。どちらにも我慢させたくなくて、ふたり同時に抱っこしているけど体力的にしんどい! 10kgくらいの重さのふたりを一度に抱きかかえるのはしんどい……」(30代/出版)

▽ ひとりを抱っこすると、もう片方も抱っこをせがみ、ダブル抱っこするなんてこともあるそう。体力がいくらあっても足りないですよね。

2021.08.28

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記事を書いたのはこの人

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Written by 小林リズム

91年生まれのライター/コラムニスト。 IT系メディアの広告や編集者を経てフリーライターに転身。 育児系インフルエンサーとして「ゆるい育児」に関する話題を発信中。 コラムでは婚活・ママ・子育てのジャンルをメインに執筆。 ブログ:http://kobayashike.com/ インスタグラム:https://www.instagram.com/kobayashirizumu/ note:https://note.mu/uchidareiko