母乳が出なくて…出産後の入院中「マジで救われた!」と思ったこと
世のお母さん方、毎日お疲れさまです! 筆者にも2人の子がいますが、まだ小さいこともあり、何かと手がかかって仕方ありません。
育児があまりにしんどくて、たまに投げ出したくなることがありますが……そんなときは子供たちを出産した瞬間を思い出したり、出産直後の記念写真をながめたりすると、不思議と気持ちが落ち着きます。
いま考えると、出産後入院していたときは病院のスタッフをはじめ、いろいろな人に助けられてばかりだったなと心から思います。産後はメンタルが不安定になりがちで、ちょっとしたことで落ち込んだり涙が出てしまうことも。そんなときに優しくされると本当に救われますよね。
ということで今回は、出産後の入院中に「マジで救われた!」と思ったエピソードについてご紹介します。
母親が毎日面会に来てくれた
「うちは夫が激務で出産の立ち合いはせず、産後面会に来てくれることもなかった。ちょうど夫の仕事の都合で引っ越したばかりで、まったく知り合いのいない土地で出産したため、友達が来られる距離でもなかったし。
でもそのかわりというか、私の母親が毎日会いに来てくれた。ほかの病室のママたちは、みんな旦那さんや友達が来ていて賑やかな感じだったけど、母のおかげで寂しい思いをせず済んだ。仕事で忙しいのにもかかわらず、電車で片道2時間もかかる距離をかけて来てくれた母には、感謝しかない」(32歳・1児のママ)
▽ 産後会いたくなるのはやっぱりお母さん、という人も多いのではないでしょうか。退院後も、母親の育児サポートって助かることが多いですよね。筆者も里帰り出産などで母にはかなりお世話になりました。
ほかのママとの会話が気晴らしに
「出産した病院は、基本的に食事はカフェテリアで、ほかのママたちと一緒に食べることになっていた。人見知りな私は正直『面倒くさいな』と思ったけど、ほかのママが話しかけてくれることも多く、そこで友達ができた。ママになりたての身としては、複数子供がいるママのアドバイスも心強かったな」(29歳女性・1児のママ)
▽ 産後、ふにゃふにゃと泣く赤ちゃんのお世話に翻弄されながらも、カフェテリアや給湯室などの共有スペースで、ほかのママたちと雑談をしたり、育児アドバイスをもらったりするのって、意外といい気分転換になりますよね。
「赤ちゃん預かるから休んで」
「新生児って、本当によく起きるよね。産後はただでさえ体がボロボロなのに、コマ切れ睡眠のせいで意識が朦朧としてつらかった。出産した病院は出産当日から母子同室が原則だったし。あと産後って、病院内での『母乳指導』とか『オムツのかえ方指導』とかで、意外と忙しくて。
あまりに疲れすぎて、そういう病院の指導をしてもらう気力もなく……。助産師さんに相談したら、『赤ちゃん預かるからゆっくり休んでね。あとで個別に指導してあげるから安心して』と言ってくれて、救われたなぁ」(33歳女性・2児のママ)
▽ 筆者は出産するまで、入院中こんなに指導時間があるなんて知りませんでした。そして母乳を出すことが大変だということも、産後数時間で赤ちゃんとずっと過ごすことになるということも……。
母乳育児をずっとサポート
「1人目の子を出産したときは、産後母乳がなかなか出なくて苦労したなぁ。出たとしてもほんのちょっとで、産後すぐ完全母乳に成功したほかのママと比べたりして……。あまりにつらすぎて泣いてしまったりもしたけど、担当の助産師さんが『母乳育児をあきらめるのはいつでもできるよ。
でも、ちょっとでも母乳をあげ続けたいという気持ちがあるなら、私がちゃんとサポートするからね』と言ってくれて、もう少し頑張ってみようって気になった」(30歳女性・2児のママ)
▽ 母乳育児が軌道に乗るまでって、本当に大変ですよね。母乳が出ないことのほかにも、胸が岩のように硬くなったり、乳首が切れそうなぐらい激痛が走ったりと、しんどいことばかり。しかも赤ちゃんが飲んだ量がわかりにくいので、「母乳足りているかな……」と不安にもなりますしね。ほかのママとつい比べてしまう、という気持ちもわかります。
まとめ
コロナ禍のいまは筆者が出産した2~5年前と比べて、産後の病院事情がいろいろ変わっているようです。それでも病院のスタッフや家族が懸命にサポートしてくれているのは、同じですよね。出産も育児も、周囲の人たちのサポートがあってこそ! とあらためて思いました。