みんな試行錯誤している…! 共働き夫婦の家事育児分担
家事に仕事に、日々時間に追われる子育て。自分たちのことだけでなく、子どもにまつわる準備も必要なので、夫婦で分担しないと生活は成り立ちませんよね。どうやったら家庭のこともうまくできるのかと、試行錯誤している夫婦も多いのではないでしょうか? ここではそんな、「共働き夫婦の家事育児分担」について聞いてみました。
子どもが熱を出したら交互に休む
「子どもが熱を出したら、交互に休むこと! 片方だけの有給が減っていくのは不平等だし、仕事に支障をきたすのも片方だけだとストレスがたまる。ふたりで子育てしているんだから、そこは交互にやるのがいいよなと思って、私から夫に提案。
そしたら、夫も子どもの体調管理に気をつけるようになって、食事をちゃんと作ったり、お風呂のあと裸のまま遊ばせたりしなくなった」(30代/公務員)
▽ 「子どもが熱を出したら妻が休む」なんてことにしていくと、女性だけの有給が消滅します。休むなら交互で、と事前に決めておいたためスムーズだったそう!
家事は家電製品をフル活用する
「家に帰ったら、とりあえず子どもと遊ぶことが最優先! お金をだして任せられるところは家電に任せる。うちには食洗機、ドラム式洗濯機や掃除ロボ、自動調理器具もあって、基本的な家事は全部家電がやってくれている」(30代/IT)
▽ お金で解決するところはお金で解決してしまうのもひとつの手で、家電に任せてしまう共働き家庭も多いようです。
1日のやることリストを表にする
「1日のやることリストをホワイトボードに貼って共有している。お風呂掃除やトイレ掃除は3日に1回、ゴミ捨ては月、水、金。掃除機は毎朝で夫婦平等になるように担当を割り振っていて、できないときはできるほうがやるけど、リストを見るとそれで借りをつくったなってなる。だから、休日に頑張って取り返しています(笑)」(30代/メーカー)
▽ やることリストをシェアすることで、お互いの家事育児の割合を可視化する! どちらかに偏ることを防ぐそうです。
子どもの送りと迎えで担当を決める
「子どもの送りか迎え、どちらか片方は必ず担当すること。どちらもやっていたら、時短じゃないと働けないことに気づいて……。私はフルタイムで復帰したかったから、朝は夫が子どもを保育園に送って、帰りはフレックスタイム制の私が迎えに行くことにした!」(30代/IT)
▽ 子どもの送り迎えを別々に担当している家庭が多かったです。分担すると、ひとりひとりの時間が確保され、家事や仕事をカバーできるもの。協力することが大事ですよね。
買い出しは宅配サービスを使う
「地味に面倒なのが買い出し。仕事が終わって慌てて子どもを迎えに行ってそのままスーパー、なんていうのが過酷すぎて……。夫に頼んでいたけど、夜遅くに帰宅することもあってスーパーが閉まっていたことも。それから宅配サービスを使うことにして、買い物にいかなくても済む仕組みを整えた」(30代/広告代理店)
▽ 宅配サービスを利用したことでスムーズに生活できるようになったという声も。たしかに、子どもを連れて買い出しへ行く手間がないのは便利ですよね。