うれしいけどちょっと寂しい…子どもが成長したなぁと思う瞬間5つ
子どもの成長はうれしい気持ちの反面、せつなさも付きまとうもの。うれしい気持ちと寂しい気持ちのせめぎあいですよね。とはいえ、「ここまで育ててきたんだなぁ」「大きくなってくれたんだなぁ」と誇らしい気持ちもあるのが事実。ここではそんな「子どもが成長したなぁと思う瞬間」を聞いてみました。
子どもが成長したなぁと思う瞬間
自分の固まった考えとは別のことを言ったとき
「小学4年生になった娘と話をしていたとき、私のこり固まった考えとは別の意見を言っていてハッとした。この子はもう私の知らない価値観を知っていて、それを口にして私に伝えることができるんだと思ったら、なんだかすごく大きくなったなぁ、すぐに置いて行かれちゃうなぁって気持ちになった」(40代/主婦)
▽ 自分とは違う価値観を持っていることに気づいたとき、子どもの成長にびっくりしますよね。自分の知っている子どもではなくなっていくことに少し寂しさを感じることもあるようです。
知らない友達と遊んでいるとき
「子どもが幼稚園に入園して、『今日はどうだった?』って聞いたら、知らない友達の名前が次々に発せられた。今までは私の知っている子たちと遊んでいたのに、もう私の手の届かない場所で人間関係を築いているんだなと思って、感動した」(30代/IT)
▽ 今までは自分の知っている範囲で遊んでいた子ども。しかし入園と同時に知らないお友達と人間関係を築いていく……。なんだか立派に育ったなぁと感慨深くなりますね。
「ママのもある?」と気にかけてくれるとき
「夫が子どもを連れて義実家に遊びに行ったときに、帰り際に個包装のお菓子をもらった長男が、義母に『ママのもある?』って聞いていたらしい。もちろん義母は私の分も用意してくれていたんだけど、義母からその話を聞いて感心しちゃった」(30代/公務員)
▽ 気遣う様子や優しい姿を見たりするといい子に育ってくれた……と感動するもの。うれしさが極まりますね。
「嫌がっているからやめてあげて?」と夫に頼んだとき
「夫が私の体型をからかってくるときがあって、私が嫌な顔をしていたら娘がそれを見て『パパ、ママが嫌がっているからやめてあげて?』と言っていた。夫がびっくりした顔をしていたら『そういうこと言ったら傷つくよ。傷つくことは言っちゃいけないよ』って真剣に伝えていて、なんていい子に育ったんだろうとうれしい気持ちになった」(40代/介護士)
▽ 自分の夫以上に大人な発言をしていると、よくもここまで立派に育ってくれたものだと感動しますよね。
「明日何時に起こせばいい?」と聞いたら…
「中学生になった息子が部活の朝練をするというので、『明日何時に起こせばいい?』と聞いたら『自分で起きるからいいよ。でも朝ご飯は作ってもらいたいから起こしてもいい?』って言われてびっくり。こんなに成長したんだな……」(30代/主婦)
▽ いつまでも親に起こしてもらうのではなく、自分で起きると意思表示した姿に胸を打たれたそうです。