親子の大事な時間! 絵本の読み聞かせタイムを楽しむヒント5つ
幼児期に絵本の読み聞かせが大事ということは誰でもご存じのはず。でも“読まなきゃ”という思いがプレッシャーになったり、面倒くさいと感じてしまってはもったいないですよね。
親子で濃密なコミュニケーションがとれるのが読み聞かせタイムの醍醐味、そこで今回はそんな時間を楽しむヒントをお伝えします!
絵本の読み聞かせタイムを楽しむヒント
いつも幼児向け絵本でなくてもOK、ママ自身が楽しめる本を選ぶ
いつも子ども向けの定番絵本ばかり読んでいると、大人としては飽きてしまうし、つまらなさを感じてしまうこともありますよね。でも大事なのはママ自身もこの時間を存分に楽しめること。
だから幼児向けの本だけでなく、ママが楽しめる本を選んで、ページや写真を眺めるだけでもいいのです。筆者はキレイな魚や動物の写真集、雑誌の海外旅行特集などが好きで、子どもたちと旅行気分を味わったり、生きもの観察タイムにしています。
最後まで読もうとしなくていい、時には脱線してオリジナルのストーリーを!
絵本とはいえ文字数もかなり多いものもあったりして、全て読み通すのが億劫な時もあります。そんな時はムリして読もうとしないで、時にはざっくりはしょったり、あるいは脱線して自分オリジナルのストーリーを話し出すというのも、子どもにとっては意表を突かれる展開でなかなか受けがいいです。
子どもに「この後、どうなっちゃう?」なんてストーリーを任せてみるのも、会話が広がるいいきっかけになるでしょう。
疲れている日はムリして読まなくてもいい、その分“おしゃべり”タイムにする
どんなママだって“今夜はどうしてもムリ、もうすぐにでも眠ってしまいたい”なんて日もあるでしょう。そんな時は罪悪感を抱いたりしないで、「今日はママ眠くてつらいから本読みはムリ、そのかわり電気を消してお話ししよう」と子どもに振ってみましょう。
親子でいいコミュニケーションがとれるなら、ムリしてまで毎日読み聞かせをする必要はないんです。自分に高すぎるハードルを課さない、ということも忘れないで!
文字が読めるようになったら、セリフ部分を子どもに読ませる
子どもがひらがなに興味を持つような年齢になったら、絵本の一部を子どもに読ませるというのも知育につながるいい機会。とくにセリフなどの短い部分をその登場人物になりきって読ませると、本人もやる気がグングン出そうです。
また、きょうだいがいるならそれぞれ登場人物を割り振って、地の文をママが読んだりすれば、ちょっとした親子寸劇に。読み聞かせに子どもを積極的に参加させることにもつながります。
“このお話のどんなところが好き?”子どもに話題を振ってみる
読み聞かせではママが一方的に本を読むのではなく、“このお話のどんなところが好き?”“どのキャラクターが一番○○ちゃんに似ていると思う?”などなど積極的に子どもに質問してみるのもおすすめ。
答えに正解はありません、子どもならではの感じ方にもぜひ耳を傾けてみてください。そしてこうした親子の会話は何より、子どもの論理的思考力、語彙力、表現力を高めるうえでも有意義な時間になるでしょう。