立会い不可! 面会不可! コロナ禍でこんなに変わった出産シーン4つ
いまだ収束の気配がないコロナ禍。日々、さまざまなイレギュラーへ対応しつづけている私たちですが、出産を控えたファミリーが抱える不安はとくに大きいもの。
今回は、コロナ禍の出産を経験したママたちに大変だったところを教えていただきました!
両親学級などの全イベントが中止に…
「地域によるのかもしれないけど、私たちのところは両親学級とかマタニティー期間のすべてのイベントが中止になった。うちは2人目だったからよかったけど、出産時だけじゃなく検診時の付き添いも不可だったし、1人目だったら生まれるまでパパを実感するチャンスが少なすぎるなって思った。
夫はリモートワークができない職種ですし、もし1人目だったら、自分1人で出産に立ち向かうような気持ちになって結構つらかっただろうな」(37歳・女性)
▽ コロナ禍、パパたちの心の準備、たしかに難しそうですね。コロナ禍でなくても「自分の子どものことでしょ……」という妊婦さんたちの嘆きを耳にするのに……。
検診回数が減って不安だった
「コロナ対策で検診回数が減っていて、検診費用が節約になるのはよかったけど、次の検診まで間があるのは結構不安だった。
初めての出産だと、なにが大丈夫で、なにが大丈夫じゃないか、よくわからないじゃないですか。この程度でお医者さんに相談しに行く必要はないのかな……と不安なまま過ごす期間も多かったです。リモートでもいいから通常の回数でやってもらいたかった」(25歳・女性)
▽ 妊娠中の体や感覚の小さな変化がわかるのはママだけ。新しい生活様式のひとつとして、妊婦さんの不安に寄り添うスタイルができあがることを切に願います。
面会不可で心細かった
「病院に着いたときから面会禁止で。安全のためなのは理解していますが、初めての出産だったからとにかく心細かったですね。
あと、予定日よりだいぶ早いタイミングで出産になってしまったので、入院グッズをまとめきれてなくて。電話で旦那に指示しても違うものが入ってたりしたから、荷物の受け渡しのときだけでも顔見て話せたらうれしかったなって」(35歳・女性)
▽ ただでさえ不安な出産という一大事に、パートナーや家族と会えないのはとても心細いですよね。
名前を決める時間が短い
「出生届って出産から2週間以内に提出しないといけないんですけど。旦那と『赤ちゃんの顔をみて名前を決めよう!』って決めてたので、少し退院が延びてしまって焦りましたね。この子がパパに会えたのが9日目だったので、結構タイトでした。
ビデオ通話で顔は見せていたけど限界はあったし、最後『これがいい!』っていう名前が夫婦で別々だったのですり合わせが大変でした」(30歳・女性)
▽ そもそも「顔をみてからじっくり名前を決めたいと思うと、14日間でも短い」という声もきくので、入院期間に夫婦で直接相談できないのはツライですね。
コロナ禍における出産シーンも、新しい生活様式で大きく変化があったようですね。ママたちの声がとてもリアルでした。はやく収束をむかえて、安心して出産に臨めるようになることを願うばかりです。