終わらないイヤイヤ期はない! ママたちの奮闘記3選

2021.05.02

  • Twitterでシェア
  • f Facebookでシェア
  • B!はてなブックマーク

うまれてきたときは、寝返ることもできなかった我が子も気付けば2歳になり、むくむくと自我が芽生え……、そして突然に始まるイヤイヤ期。だいたい2歳くらいのお子さんをもつママさんたちとお話しすると、この話題になっちゃいますよね。
むしろ、この話題をしておけば無限に話せてしまうくらいのホットトピック。この苦難をどう乗り越えていけばいいのか、ママ同士で情報交換して励ましあうと「みんな大変なんだ」と元気をもらえます。本日はそんなママたちの日々の戦闘の記録です。育児って闘いなのだわ!


安全を確保した上でトイレにこもる

「4歳の息子と1歳の娘がいます。娘のほうが絶賛イヤイヤ期で、幼稚園に行ったお兄ちゃんがいないあいだのワガママタイムがすごい。テレビを見ても絵本を読んでもお菓子を出しても『イヤ』とわめきまくり。
イライラしても怒りのやり場もなく、娘をベビーゲートに入れてトイレに閉じこもってしまうこともあります。数分閉じこもって、遠くから聞こえる泣き声が『しょうがないなあ』と思えるくらいに落ち着けたら出るようにしています」(2児のママ/30代)

▽ 娘さん、甘えているのでしょうね。ママを独り占めにできる時間をたっぷり謳歌したい気持ちはわかるけれど、ずーっと好き放題されちゃうとなにもできないのよ~! わかって~!

「イヤ~」と叫ぶ

「何しても泣き叫んで寝転び、蹴りを食らわせてくる娘。結構なキック力なので、ヒットするとさすがに痛い。真面目に語りかけろとか、優しくたしなめろとか、育児本に書いてあるけど、そんな正論通じないですよ……。
最近一緒になって寝転んで『もうイヤ~』って叫んでいます。『ママが変なことしてる』ってなるのか高確率で機嫌がよくなります。気が変わって楽しくなってくれるのを待つのみです」(2歳児のママ/30代)

▽ パニック状態になっている子に何を言ってもダメなときはダメですよね。かといってパッと気がそれるような会心の一撃も思いつかないままダラダラ泣かれ続けると、メンタルは削られていくばかり。「お母さんが一緒になって寝転んでいてよくわかんないけどなんか面白い」とか、思ってくれているのかなぁ。

子どもと一緒に大泣きする

「イヤイヤ期、ツラいですよ。だいぶ落ち着いてきたけど、息子が3歳くらいのときで私が妊娠したてでバタバタしてた頃が特にヤバかったです。私もつわりで不安定だったし、息子の泣いている理由とか考える余裕もなくて。『なんで泣いているのか、わかんないよ。ごめんね』って二人で大泣きしていました」(1児のマタニティママ/30代)

▽ そうだったのですね。イヤイヤと大泣きをする息子さんに対して「ごめんね」って大泣きできるママさんは本当に愛情深いと筆者は思います。私だったら、もっと感情のベクトルが外向きになってしまって、子どもとの信頼関係をはぐくむどころじゃなくなっていますよ……。ママ修行、厳しすぎでしょ!

きっと全てが宝物になる日がきます

世の中の全ての親子に、それぞれの正解がある育児。だれにでも当てはまる普遍的な正解なんて子育てにおいては存在しません。タイミング、子どもの性格、親の性格、家庭の状況が違うのですからそれが当たり前です。「どうにかしてわかってあげたい」「どうにかして伝えたい」という思いはきっと親子の絆を確固たるものにしてくれます。思い詰めすぎない程度に、いっしょに頑張っていきましょう~!

2021.05.02

  • Twitterでシェア
  • f Facebookでシェア
  • B!はてなブックマーク

記事を書いたのはこの人

Avatar photo

Written by 立羽あさぎ

広島の山奥にある大学を卒業後、上京。 着ぐるみのスーツアクター、俳優・声優として活動後、エステティシャンとなる。 現在は、都内で劇団『タカラサガシゲキ団』の代表として、脚本・演出家として活動中。 オフに楽しむ梅酒と枝豆が何よりの至福。 暴走系ひきこもり女です。ご贔屓にどうぞ。

三井みちこ

Illustration by