うちの子にはこれが効く! 子育てで役立つ「魔法の言葉」5選
何を言っても聞かない子どもでも「これだけは効果がある!」という魔法の言葉、子育て中の親ならいくつかもっているのではないでしょうか。100%効果があるわけではないものの、かなりの確率でイヤイヤがおさまったり、スムーズに物事が運んだりと何かと便利ですよね。
ここではそんな、「うちの子にはこれが効く」という魔法の言葉を聞いてみました。
子育てで役立つ「魔法の言葉」
「痛いの痛いの、飛んでいけ~」
「転んで号泣する子どもに『痛いの痛いの飛んでいけ~』と言うと、本当に痛くなくなるようで泣きやむ。転んで痛かったよりもびっくりしちゃったほうが大きいのかな? 痛いのが飛んでいく先をパパやママにしてオーバーなリアクションをとると笑ってくれる」(20代/IT)
▽ 怪我をしてしまったとき痛みに悲しんで泣いているのか、転んだことが悔しくて泣いているのか、びっくりして泣いているのかにもよりますが、「痛いの痛いの、飛んでいけ~」は効果絶大な言葉のようです。痛みから気をそらせるところがいいのでしょうか。
「ママできないから一緒に○○してくれる?」
「してほしいことがあるときは、『○○して』ではなくて『ママできなくて困っているから、○○してくれる?』って頼むと快くやってくれる。『カーテンが開けられなくて困っているの。開けられる?』とか。
これで今まではやってこなかったお片付けを上手にやってくれるようになって、しめしめと思っている」(30代/公務員)
▽ 頼みたいことやしてほしいことがあるときは「やって」ではなく「やってほしいな」とお願いすることで、頼られているのだと子どもはうれしくなり、積極的にやってくれるようになるのだとか。
「プリンセスは○○するみたい」
「3歳の娘はプリンセスが好き。ドレスを着たり、プリンセスのような言葉遣いをしたりしているので、最近は『プリンセスはこうするみたいだよ』と伝えて日常生活のことをこなしてもらっている。
『プリンセスはお菓子を食べたら歯を磨くみたい』とか『プリンセスはトイレにちゃんと行けるみたい』とか。本人も張り切ってプリンセスをしてくれるから助かる」(30代/保育士)
▽ 女の子に多かったのはプリンセスモード、男の子ではヒーローモードにすると、頼んだことをスムーズにこなしてくれるようになるそうです。プリンセスやヒーローに憧れる年頃の子たちにはぴったりですね。
「5、4、3…」とカウント
「なぜかわからないけど、『5、4、3……』とカウントし始めると、嫌がりながらも急いでくれる。歯磨きを嫌がっている息子に『5、4、3、2……』とカウントし始めると慌てて走ってきたりとか。ゼロになったからといって何かするわけではないんだけどね」(30代/公務員)
▽ カウントをし始めると、そのカウントがゼロになる前に慌ててやってくるのが子どもの可愛いところ。何が待ち受けているかわからないのに飛び込んでくるそうです。
「よーいどん!」
「子どもが疲れて歩きたがらないときに、『じゃあここまで競争しよう。よーいどん!』って言うと疲れていても走ってくれる。負けず嫌いなので、始まった勝負は受けないといけないと思っているのかも」(20代/医療事務)
▽ 「よーいどん!」と競争を挑まれると、勝負を受けずにはいられないのが子どもです。イヤイヤしていたのに喜んで頑張って走ってくれるのだとか。