親あるある! 気づいたら「子どもに何度も言っている」セリフ5つ
「言葉には気をつけよう!」と心がけたり、子どもの寝顔を見て「明日こそは言わない!」と決めていたりするのに、また朝になって怒涛の子育てが始まると、そんな余裕もなく、つい言いたくもない言葉を放ってしまうのが子育て。
余裕があるときはいいですが、そうではないときはなかなかうまくはいかないものです。ここではそんな、気づいたら子どもに何度も言っていることを聞いてみました。
「早くして!」
「朝、保育園の準備や私の出社があるのに、のんびりご飯を食べたり、着替えをすませていない子どもについ『早くして!』って言っちゃう。私がメイクしてお皿を洗って着替えている間に、子どもは寝ぼけまなこでご飯を食べていて、つい……。一日に何度このセリフを言っているんだろう」(30代女性)
▽ もっとも多かったのは、子どもを急かして「早くして」と言ってしまうという声でした。子育て中は親も大忙し。時間がない中で、ゆったりと過ごされるとついイライラしてしまいますよね。とはいえ、子どもを毎回急かしたくないのが本音です。
「ちゃんと片づけて」
「うちの中だってそんなに片づいてはいないのに、子どもがおもちゃを出しっぱなしにしているとつい『ちゃんと片づけて』って怒鳴っちゃう。片づける場所も確保できていないのに、子どもがかわいそうだよね……」(30代女性)
▽ 自分のことは棚に上げて、子どもには片づけを促している親も少なくないのではないでしょうか。片づける場所も決まっていないのにとにかく「片づけて」と言い聞かせてしまうことも。まずは親が片づけている姿を見せることも、大切かもしれません。
「すごい! 天才!」
「ちょっとしたことでもオーバーに褒めちゃう。この前なんて、手を洗えただけで『すごい! 天才! あなたは天才なの?』って叫びながらハグしちゃったもん。はたから見たら、なんて親バカなのって思われるかも。でも、前まで寝ているだけだった子どもが手を洗えるって、親にとってはすごく感動すること」(20代女性)
▽ ささいなことでも、できるだけでうれしいもの。赤ちゃんのころは何もできなかった我が子が、手を洗うというだけで一大事なのです。
「ちょっと待ってね」
「家事をしているときに子どもに遊びに誘われることが多くて、そのたびに『ちょっと待ってね』って言っちゃう。気づいたら、ちょっとどころか1時間以上たっていて、子どもも私に対して期待しなくなっていたり。子どもと一緒に遊べる時間なんてそんなに長くないんだから、この言葉はできるだけ封印したいな」(30代女性)
▽ 家事をしているときに「ちょっと待ってね」と伝えてそれっきりなこと、親あるあるなのではないでしょうか。後で振り返って「遊んであげればよかった」なんて思うんですよね。
「何度も言わせないで」
「高いところからジャンプしたり、コップの中に手を突っ込んだり、何度も『やっちゃダメ』って言っているのにやっちゃうから、『何度も同じことを言わせないで!』って怒っちゃう。何度もやるってことは、子どもの中でどうしていけないのか理解できていないってことだし、もう少し詳しく説明した方がいいのにって思うのに」(20代女性)
▽ 何度も同じことを言わないとわかってもらえないものですが、それでも「何度も言わせないで」と言ってしまうのが親なのです。