日常の1コマにほっこり。小さな我が子との散歩でよくあること

2021.01.21

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小さな子と町を歩いていると、一人でサクサク歩いているときとはまったく違う景色が見えてきたりしますよね。子どもが、落ち葉を踏みしめて感動したり、月を見上げて絶叫してみたり。ちょっとそこまで散歩に出かけるあいだでも、たくさんの発見ができるものです。
今日は、子どもと散歩をしているときによくありがちな、心あたたまるエピソードをご紹介します。


子どもとの散歩でよくあること

たまたま会った子からどんぐりをもらう

「1歳のムスメと公園を散歩していたところ、知らない女の子が『はい、どうぞ』とどんぐりをプレゼントしてくれました。ムスメがびっくりして受け取ろうとしなかったので、私が代理でいただきました。
お返しに、ムスメが泣いたときのために常備しているシールをあげたところとても喜んでくれました」(会社員/30代/女性)

▽ いいですねえ。どんぐりをあげて誰かを喜ばせてあげたいという気持ち、とても尊い……! 小さい頃は、拾ったどんぐりが宝物になったりしますものね。偶然出会う人たちとの交流も、お散歩ならでは。

ゴミ収集車のお兄さんやパトカーから手を振ってもらう

「2歳の息子がいます。商店街を歩いていたら、たまたまゴミ収集車が信号待ちをしていました。それを見て、うちの息子が指をさして大喜び。お兄さんが気づいてくれて、両手で手を振ってくれました。
パトロール中のパトカーも、快く手を振り返してくれたりしますよね」(主婦/20代/女性)

▽ 子どもの無邪気さは無敵ですね。ちなみに、収集車の運転していたのは金髪でコワモテの方だったらしく、ママさんは一瞬慌てられたそう。でも息子さんの笑顔で、すっかり破顔されていたのだそうです。そういうコワモテのアンちゃんほど、人情深かったりするんですよね~!

通りすがりのおばあちゃんたちの笑顔

「ムスメは最近歩き始めたばかりで、たどたどしい。彼女の歩みに付き合って牛歩で散歩をしていると、通りすがりのおばあちゃんやおじいちゃんがうれしそうに手をふったり『かわいいね、がんばれ~』と応援してくれたりします。思わずほのぼのしちゃいました」(パート/20代/女性)

▽ 地域の人たちが子育てを応援してくれていると、ほっとしますよね。子どもが小さいあいだは、どうしても周囲の目を気にして肩身の狭い思いをしてしまいがちですが、こうやってのびのびと成長できる環境は、ママたちを元気づけてくれることでしょう。

今日も小さな幸せを見つけよう

普段ならスルーしてしまうようななんてことないものが、実はとてもかけがえのないものだということに気付かされるのもお散歩の醍醐味のひとつ。小さな冒険者さんは、私たちの日常をキラキラと輝かせてくれます。今日はどんな発見をしてくれるのでしょう。その成長をずっと見守っていきたいものですね。

2021.01.21

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記事を書いたのはこの人

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Written by 立羽あさぎ

広島の山奥にある大学を卒業後、上京。 着ぐるみのスーツアクター、俳優・声優として活動後、エステティシャンとなる。 現在は、都内で劇団『タカラサガシゲキ団』の代表として、脚本・演出家として活動中。 オフに楽しむ梅酒と枝豆が何よりの至福。 暴走系ひきこもり女です。ご贔屓にどうぞ。

三井みちこ

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