うれしくて忘れられない! 大変な育児中に救われた言葉
子育ては、それまでの生活を一変させる大きな出来事です。完璧な母親や、完璧な子育てを目指して奮闘するママたちも少なくない様子。
子どもを育てるというプレッシャーや、子どもの人生にかかわっているという責任の重さから、絶望を感じたり途方に暮れたりすることもあるでしょう。そんななか、ママたちはいったいどんな言葉に救われたのでしょうか。
「ミルクでも全然問題ないよ」
「母乳をなかなか子どもが飲んでくれなくて、体重が増えず悩んでいるときに、ミルクにしようか悩んでいたら友達に『ミルクでも全然問題ないよ! うちも上の子は完全ミルクだったよ』と言われてすごく救われた。
母乳をうまくあげられない私は母親失格だ……くらいに思っていたけど、その友達の子どもはすごく幸せそうに大きく育っていて勇気をもらった」(30代/主婦)
▽ 母乳かミルクかで揉めたり、悩んだりするママたちは多いもの。そんなときに、ミルクで問題ないと断言してもらえると救われた気持ちになりますよね。
「もう十分頑張ってるよ」
「はじめての育児で全然うまくいかなくて。夜泣きはひどいし、日中も置くと泣くしで全然家事もできなくて部屋がひさんな状態に。
夫も仕事から帰ってきてうんざりするだろうなと思って謝ったら、『もう十分頑張ってるから、それ以上頑張らないで』と言われて泣いた。頑張っているって認めてもらえたことがすごくうれしかったな」(20代/主婦)
▽ うまくいっていないなか、一番寄り添ってほしい相手に「頑張っているよ」と認めてもらえたらうれしいもの。それだけで少しまた乗り越えられそうです。
「いっぱい泣いて肺を鍛えているんだ」
「生後2か月の子どもを連れて電車に乗ったら、子どもが泣き出して。久しぶりの外出だし私もまだ慣れていないしでパニック状態に。
でもそんなとき、隣に座っていたマダムが『いっぱい泣いて肺を鍛えているのよねー』と言ってあやしてくれてすごく救われた。泣くのは肺を鍛えられている証拠って、前向きに言ってくれたことがすごくうれしくて泣きそうになった」(20代/IT)
▽ 子どもが泣くというネガティブになりがちなことを「肺を鍛えている」と前向きにとらえてもらえたそう。焦っていた分、優しさがしみたそうです。
「死なせていないんだから上出来」
「子どもを産んでからとにかく自分の生活が一変して、理想のお母さんになんて全然なれていない自分に落ち込んで。怒らなくていいところで子どもを怒ったりして悩んでいたときに、3人の子どもがいるママ友に『子どもを死なせずに元気にいるだけで、十分子育てできているよ』って励まされた。
本当に子どもってすぐに道に飛び出したりして危なくて神経つかっていたから、『今日も生かせた!』って思うようになった」(30代/主婦)
▽ 放っておくとすぐに子どもはやらかします。元気に生きているだけで上出来。そんなふうに言ってくれるママ友に救われたようです。