ストレートにグサッ! 子どもに言われてダメージを受けたこと
好きな人に言われる言葉ほど影響を受ける言葉はないもの。それが、我が子ならなおさらです。大事に育ててきた我が子の言葉に一喜一憂したことがある親も多いものではないでしょうか。子どもは正直なぶん、かけられる言葉にもいちいちドキッとしてしまいますよね。
ここではそんな、子どもに言われてダメージを受けたことを聞いてみました。
子どもに言われてダメージを受けたこと
「どうしてこんな名前にしたの?」
「夫と一緒に妊娠中にずっと悩んで決めた子どもの名前なのに、子どもから『どうしてこんな名前にしたの? ○○ちゃんみたいな名前がよかった』と言われてショック。
私自身、自分の名前を気に入っていないから、子どもには自分の名前を好きになってもらいたくてすごく考えたのに、同じ思いをさせたのかと思うと後悔してもしきれない」(30代/IT)
▽ 考え抜いて決めた、大切な名前を「どうしてこんな名前にしたの? 他のがよかった」何て言われたら傷つきますよね。自分の名前を気に入ってほしいと思って、気持ちを込めて選んだのに本人が気に入っていないとなるとショックを受けるものです。
「もっとお金持ちの家に生まれたかったな」
「子どもが友達のお家に遊びに行って帰ってきた日に、『私、もっとお金持ちの家に生まれたかったなぁ』と言われてグサッ。
そりゃあ、安いボロアパートに住んでいるけど、愛情はたっぷりかけてきたつもり。お金だけで判断する子に育ってほしくないと思っていたのにとダメージを負った。もうちょっとマシな家に引っ越せるように節約頑張ろう……」(30代/主婦)
▽ お金なんて関係ないと、精いっぱい愛情をかけて育てても、やっぱりお金は大事だった様子。愛とお金をもってしても「お金持ちの家に生まれたかった」と言われると、これまでの月日を否定されたようでショックを受けますよね。
「どうしてお顔が汚れているの?」
「3歳の息子がすっぴんの私の顔をまじまじと見つめて一言。『ママ、どうしてお顔が汚れているの?』鏡で見てもいつもと変わりない顔で、『どこが?』って聞いたら、『ほっぺ、いーっぱい!』ってシミやそばかすを指摘された。
そうか、これは息子にとってお顔の汚れだったんだなと思うと、ショックすぎて泣けた」(30代/公務員)
▽ シミやそばかすなど、自分の顔についていて当たり前のものを子どもから「汚れ」としてみなされると傷つくもの。悪気がないからこそ余計にショックです。
顔を近づけてあやしたら「くさい」
「子どもとたわむれていたときに、顔を近づけてばぁってやっていたら4歳の娘に『くさい!』って言われた。聞き間違いだと思いたい」(30代/自営)
▽ 顔を近づけた拍子に「くさい」と一言。子どものストレートな言葉は胸に刺さりますね。
「ママ、ケガしちゃったの?」
「最近話せるようになってきた2歳の娘が、私のボロボロの足の裏のかかとを見て、『ママ、おけがしちゃったの? 痛いねえ』と言ってきて苦笑い。
手入れをしていないと、こうなるんだよなんて言ってもぷるぷるのかかとを持った娘にはまだわからないよね……」(30代/看護師)
▽ ケガではなく、ただ荒れているだけの状態でも、子どもにはなかなかそれが理解できないもの。彼らはぷるぷるのやわらかいかかとの持ち主なのです。