こんなにうまくできない! 育児系雑誌と現実とのギャップ
「こんな子育てが理想だな」「こんなママになりたい」そんな理想をもって出産したものの、理想と現実とのギャップに戸惑っている人も少なくないはず。
育児系雑誌のように、現実はうまくいかないことも、キレイにいかないこともたくさんあります。そこでここでは、実際に育児をしていて感じた、育児系雑誌と現実とのギャップを聞いてみました。
育児系雑誌と現実とのギャップ
1: おもちゃをモノトーンで統一…できない
「よく、育児中のママの部屋としてモノトーンで統一されたおしゃれなおうちが紹介されているけど、子育てしていたら子どものやたらとカラフルなおもちゃであふれてくる! モノトーンなんてまず無理だし、あんなに物が少なくて整理整頓が行き届いている家に暮らす人ってどんな生活を送っているの……?」
(30代/看護師)
▽ おしゃれで洗練されているママの暮らしでは、部屋をモノトーンで統一していたり、見えない収納で物がキレイにしまわれていたりすることも多いもの。
しかし実際に子育てをしてみると、子ども用品のほとんどは子どもの目を引くカラフルなものばかり。モノトーンで統一した暮らしを実現するのはなかなか難しいものです。
2: 買い物に行く時のミニバッグ…は何も入らない
「子連れで買い物に行くのに小さなミニバッグしか持っていないファッションコーナーとかあるけど、ありえない。子どもの着替えとかオムツとかおしりふきを入れていたら、あんなミニバッグには何も入らない!
結果、実用性の高いママリュックとか、やたらと大きいマザーズバッグとか使っているよ私は……」(30代/公務員)
▽ 流行りのミニサイズのバッグを持って子どもとおでかけ……できるのは理想ですが、子どもの荷物を考えると、そう身軽に外出できるものでもありません。ミニサイズのバッグを絶対に持つのであれば、サブバッグや大きなバッグと一緒に持っていかなければならない現実がそこにはあります。
3: 赤ちゃんの生活リズムが安定…していない
「育児系雑誌には、赤ちゃんの1日のスケジュールとして寝る時間とか離乳食を食べる時間、お風呂に入る時間が紹介されているけど、毎日一定のリズムで安定して暮らすなんて普通に無理。寝ない日もあるし、かと思えば突然寝始めたりするから赤ちゃんの行動は予測不可能」(30代/介護士)
▽ 毎日寝る時間や食べる時間、お風呂の時間などを統一できたら理想ですが、なかなかそうはいきません。育児には予測不能な展開がつきものなのです。
4: たまには赤ちゃんを預けてパパとデート…よりも寝たい
「たまには赤ちゃんを預けてパパとデート! 的なことが書いてあるけど、よっぽど余裕がある人じゃないと無理でしょ。パパとデート! なんてしている暇があるなら、私は1日中ずーっと寝ていたいよ……」(30代/パート)
▽ たまには赤ちゃんを預けて夫婦水入らずの時間を過ごすのは確かに理想です。夫婦で食事を楽しむことも時には必要でしょう。
しかし、現実は日頃の育児に疲れ果て、夫婦で食事を楽しむよりも睡眠を優先したいと思っている人も少なくないようです。