「今それを言うのはやめて…」子どもの一言で凍りついた瞬間
純粋な子どもは時にとんでもない言葉を発したりするもの。もちろん悪気があったり、計算するほどの知恵はないのでただ思ったことを言っただけなのですが、その内容やシチュエーションによっては大人が青ざめてしまうなんてことも。そんな子どもの一言で凍りついた瞬間を聞いてみました。
会ったことないじいじのことを…
「うちの両親は離婚しているので子どもたちは私の母、つまり、ばあばの存在しか知らないんです。でも、上の子が小学生になって、じいじがいないことに疑問を持ち始めて最近やたらと聞いてくるようになってきたんですよね。
そんな時、七五三の集まりで両家揃って食事をしていたら、みんなの前で『じいじってどんな顔しているのかなぁ? どこに住んでるんだろうねぇ』と大きな声で言うもんだから大焦り! 気まずくならないよう話題を変えることに必死でした」(フリーランス・30歳)
▽ 義理の親がいる前でデリケートな話題をさらっと持ち出してしまったため、ママとしてはとても焦ったことでしょう。子どもからしたら純粋な疑問のためキツく注意することはできないし、行き場のないモヤモヤを感じてしまったようです。
店員さんの顔を見て…
「近所のスーパーでレジ待ちをしていた時だったんですけど、4歳になる息子が突然とんでもない一言を言い放ったんです。レジのお姉さんがちょっと肌荒れしていて頬にニキビができていて、それを見た息子が『お顔ブツブツだねー!』と無邪気に笑いながら言うもんだから、めちゃくちゃ真顔&小声で『そういうことは言うもんじゃないんだよ』と諭しました」(主婦・31歳)
▽ こんな風にヒヤリとしたシチュエーションを経験したママも多いのではないでしょうか? 子どもって容姿や肌など見た目に関することを、平気で声に出してしまいますよね……。小さな子からすると素朴に感じたことを言っただけなのでしょうが、親として申し訳なくなります。
普段のママを暴露…
「夫の両親と外食をしている時のこと。どんな話の流れだったかは忘れましたが、娘が義親に『ママがパパに、もう帰ってくるなって電話で怒ってたよ』と話していたんです。何を普段の私をカミングアウトしてくれているんだと、血の気が引きました」(パート・34歳)
▽ 義親に普段の自分を暴露するなんて、娘だとしても怒りが込み上げてくるでしょう。ただ、それだけ子どもはママをよく見ているということ。特にパパとケンカをしていたことは印象に残ってしまうようなので、気を付けなくてはいけませんね。
ご近所さんからもらったものを見て…
「ある日、ご近所さんから干し柿をもらったんです。あんまり食べたことはないけど『ありがとうございます、あとでいただきますね』と言って家に入ろうとしたら、子どもたちがやってきて、これまた大声で『何それー、変なのーまずそうー』と一言。食い気味で『何言ってんの、これめっちゃおいしいんだよ!』と圧強めに言い返しておきました」(主婦・32歳)
▽ ご近所さんからのいただきものにケチをつける言い方をした子どもを抑え込むように、ママがすかさずフォローしたようです。たしかに、見た目がそこまでよろしくない食べ物だと大人でも思わず本音が出てしまうのでしょうがないことなのかもしれませんが、場の空気が凍ったことは間違いないですね。
子どもの純粋な一言に対して焦るママ。エピソードを聞く分には面白いですが、その瞬間は相当焦ってしまいますよね。子どもにはあまり怒らず「空気を読む」ということを優しく教えてあげましょう。